みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんが尊敬する、小林正観さんから学んだ「人生が思い通りにならず心身共に疲れた時」というお話をしたいと思います。
あなたは普段、どんな時に、「なかなか人生が思い通りにならないな。。」と感じますか?
実は、人生相談をする人のほとんどは、自分の考えや価値観の合わない人について、悩んでいるんだそうです。要は、人間関係全般ですよね。
その時に、身近に優しい人がいると、あなたの幸せのために、じっと話を聞いてくれて、「もっとこうしてみたら?」と、いろんなアドバイスや選択肢を与えてくれるのではないでしょうか。
しかし、人間は一度、悩み癖をつけてしまうと、一つの問題が解決しても、また次の悩みに意識を向けてしまうようになっているんですね。
挙句の果てには、今、幸せな人生を送っているにも関わらず、「この幸せはいつまで続くのかしら」と、不安や心配事の状態に自ら戻ってしまうこともあります。
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だから、本来であれば、悩みに対する「具体的な解決策」よりも、まずは「悩み癖を無くす対策」を優先しなければならないんです。
だってそうですよね。人間は、幸せになるために生きているわけで、悩みを解決するために生きているわけではありません。
これからは、「悩み癖」ではなく「幸せ癖」を身につけることに、意識を向けていくことが大事。
ふと気づいたら悩んでいるではなく、ふと気づいたら微笑んている。
そういった状態を作ることで、日々、悩んでいる時間帯よりも、幸せの時間帯の方を少しでも長くしていくことが可能です。
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そのためにも、小林正観さんは、「人生は自分の思い通りになる!という前提で生きるのは、もうやめにしましょう」と、そうおっしゃっています。
これはどういうことかというと、強い望みを持っている人ほど、悩みも大きくなるということです。
確かに、誰よりも強い気持ちで、「夢」「希望」「理想」を抱き、自分が思い描く人生を送りたい!と思う気持ちはわかります。
でも、人生相談の大多数は「誰かをどうにしかしたい。。」という他人のことなんですね。
例えば、息子が言うことを聞かない、旦那が病気になってしまった、母が頑固で素直じゃないなど、だいたいの悩みは、自分以外によるものです。
もちろん、それは「身近な人を何とか幸せにできないものか」という、優しさがあってのことでしょう。
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しかし、あなた自身が今、悩んで、苦しんで、ニコリとも笑えないような状態で、周囲の人を幸せにすることはできないんです。
いくら身内であっても、他人の人生を思い通りにすることはできません。
それを前提とした上で、自分の人生を幸せに生きられるかどうか。
まずは、自分が今、どう生きるかを考え、自分が幸せになることを先に考えるようにしましょう。
そうしないと、他人を幸せにする方法を思いついても、逆の結果になったり、むしろ、相手を幸せから遠ざけてしまうこともあります。
意外と、あなたが思っている以上に、周囲の人は、あなた自身が「幸せな顔」でいてくれることが、一番うれしいものですよ。