みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんが尊敬する、小林正観さんから学んだ「今のあなたにちょうどいいことしか起こらない」というお話をしたいと思います。
もし、神様が、あなたの人生に対して、「今、あなたにぴったりの環境が全て揃っているよ♪」と言ってきたとしたら、あなたはどう感じますか?
素直に、「今の家族、今の仕事、今の友人、今の暮らしの全てに満足できています」と答えるか。
それとも、「本当はもっとこうなりたいので、今の環境には、全く満足できていません!」と答えるか。
私自身は、心の奥底では半々のような気もしますが、口に出すとするなら、「今の人生に全て満足しています」と、答えると思います。
どうしても、未来のことを考えると、「今よりもこうなりたい」という気持ちが強いです。
ただ、過去と今に対しては、「おかげさまで幸せ」と思えるようになりました。
日々、ひとりさんや正観さんの教え通り、何があっても地獄言葉を言わず、天国言葉を口にしていますが、本当に、全くといっていいほど「不満」を感じることがないです。
今までの人生で「今」が一番幸せで、毎日「全盛期」を更新しているつもりで生きています(笑)
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とはいえ、人間である以上、完璧な存在になることは不可能です。
人間は不完璧な存在、神様は完璧な存在。
ひとりさんの教えには、「神様に近づきすぎるとヤケドするよ」というお話があるように、人間である以上は、不完璧主義者で構わないようです。
一日の中で、当然、「気分」や「体調」は変化しますし、ずーっと明るく上機嫌でいたくても、なかなかそうはいかない時間帯もあります。
それでも、自分を愛し、自分をゆるすことが大事。
「許す=緩ます」になるので、体の力みがとれて、心身共に健康的になるといわれています。
それに、ひとりさんもおっしゃっているように、「人間は、10年単位でちょっとずつましになればいい」という気持ちが大事。
あなたも一度、10年前の自分をじっくりと振り返ってみてください。
「当時と自分」と「今の自分」の状況を書き出して、一つ一つ比較してみると、大きな進歩や成長を感じられるはずです。
私の場合は、『こんなに考え方って変わるものなのか。。』と思うくらい、10年前の自分は「考え方」が未熟だったなと感じています。
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小林正観さんいわく、今のあなたの人生は、「すべてがあなたにちょうどいい」とのこと。
これは、お釈迦様の言葉でもあります。
例えば、職場の人間関係、夫婦関係、親子関係など、全てにおいて、今のあなたにぴったりの状況なんだとか。
だから、上司の悪口を言っている人は、あなたの主張が正しいとしても、批判している相手とは同レベルということになります。
この話を聞くと、「冗談じゃない!何で自分があんな性格の悪い上司と同じなんだよ!」と、そう思う人が多いでしょう。
でも、もしかしたら、あなたが出世した時に、あなた自身も部下に対して、怒鳴ったり、冷たい態度をとってしまう側面があるのかもしれません。
それに、よく、虐待を受けた子供は、「今度は自分が親になった時に虐待をしてしまう」といいますが、何のために、子供の頃の苦しみがあったのでしょうか。
どう考えても、その因果を止めるためですよね。
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人間は、生まれてから死ぬまでの間の現世で、少しでも「魂を成長」させる必要があります。
魂の成長とは、前世で自分が蒔いた悪い種(因果)を刈り取ることと、それをいい種(達磨)に変えることです。
例えば、下記3つように、一つ一つの物事を『魂の修行』ととらえてみてください。
1、人に悪口を言われても、自分は悪口を言わない修行。
2、感情的に何か言われても、自分は理性的に対応する修行。
3、周囲がつまらない人なら、自分は楽しい人になる修行。
まずは、「今、自分が置かれている状況」が、全て、自分自身にも当てはまる要素である!と受け入れること。
そして、その上で、もっと魅力的な人と縁を持つためにも、一つ上の段階の修行にチャレンジするようにしましょう。
要は、いつもあなたが目にしている人は、『自分自身の内面を鏡で見ている』ようなものなので、見たくないものを見ている感覚になるんですね。
それで、イライラしたり、文句や悪口を言いたくなったりするわけです。
だから、本気で現状を変えたいと思った時は、先ほどもお話したように、「魂の修行レベル」をちょっとだけ上げてみること。
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おそらく、このことをわかっていても、現状を受け入れられない方もいると思います。
そういった人は、相当な「我の強さ」を持っているのでしょう。
常に、『強い自我』を装備していなければ、これまで生き抜くことができなかった、何かかしらの理由を抱えているのかもしれません。
しかし、「自我」に固執しすぎると、何かとチャンスをつかみ損ねたり、失ったりすることも多いです。
今のあなたに必要なことは、「自分自身に対する厳しさ」を緩めてあげること。
よく、自分に厳しく人には優しくといいますが、実は、「自分に厳しい人ほど、人にも厳しい」といわれています。
今までよりも、ちょっとだけ自分に優しくしてみてください。
何かご褒美として美味しいものを食べるとか、前々からやってみたかった趣味に時間を割くとか、何でも構いません。
そして、普段から、この言霊を口にするようにしましょう。
『もっと自分を愛して、もっと自分をゆるします』