「自力本願」と「他力本願」の違いについて【斎藤一人】

こんにちは、ツイてる坊主です。

本日は、「自力本願と他力本願」に関するお話です。

よく世間でいわれる他力本願というのは、自分の力を使わずに人に力を借りるという意味ですが、一人さんがおっしゃっている他力本願は、ちょっと違うんです。

この話は、これまでのひとりさんの話の中でも、少しだけ難しい内容と感じるかもわかりません。

まず、「自力本願」というのは、自分が実現したいこと、例えば有名になるために一生懸命ファンを増やそうと、リサーチをしたり自己アピールをしたりする努力のことをいいます。

それで、一人さんがおっしゃっている「他力本願」というのは、こうした「自分にできること」を自力で精一杯やる中で、それを自分のためだけで終わらせてしまったらダメだよ!ということなんですね。

例えば、この地域を活性化させて盛り上げたい!とか、人を喜ばせたり、人の役に立ったりするために、一生懸命がんばろう!とか、そういったことが他力本願の生き方なんです。

このように、パッと見、同じような活動をしていても、自分のための努力か、人のための努力か、それによって「他力」が左右されることになります。

人のために一生懸命頑張ってる人には、「他力」が出て、物事がうまく進んでいくようになるんです。

だから、普段から、「自分はどうやったら人気者になれるんだろう」と考えている人と、「自分はどうやったら人を幸せにできるんだろう」と考えてる人とで、大きな差がつくことになります。

ちなみに、自力の努力しかできない人は「我」が強く、感謝が足りていないケースが多いです。

例えば、うまくいったことは全部自分が頑張ってきた成果で、失敗したことは人のせいにしてしまうなど、「お陰様で」という気持ちが欠けていたりするんですね。

あなたがもし、心当たりがあるということであれば、このお話をきっかけに、他力が出るような考え方にシフトするようにしましょう。

この世の中、自分一人でできることって本当に数%しかありません。

毎日、ご飯を食べられることもそうですし、電気・ガス・水道など、自分一人で衣食住の環境を作れるわけではありませんよね。

そういったことに一つ一つ気付いていくと、仕事をする上でも、どうやったらこの人を幸せにできるだろうか、そこに全力を注げるようになるかと思います。

また、そういう考えになると、なぜかいいひらめき(他力)が出てくるので、そのひらめきに沿って行動していくようにしましょう。

今、自分が行っている努力が「自力」か「他力」か、他力本願を理解できてくると、「自分一人の力」が、いかに小さなものか、そして、いかに神様や周囲の人に助けられながら生きているかを実感できるようになります。




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