みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんから学んだ「辛いことがあった時は仕事が助けてくれる」というお話をしたいと思います。
失恋や死別などで大きなショックを受け、極限状態になり、辛く苦しい気持ちになった時、あなたの支えとなるものは何でしょうか。
もちろん、心が癒されるまで、焦らず、時間の経過を待つことも大事ですし、何か趣味に没頭したり、好きなものを食べたり、人と会話をしたりする中で、状態は回復していくものですよね。
ただ、どれだけ「今」を幸せに生きようとしても、過去の辛い記憶、未来への不安というものがついて回ることもあります。
そこで、斎藤一人さんは、「いざという時は仕事が自分を助けてくれるよ」と、おっしゃっているんですね。これはどういう意味だと思いますか?
実は、人間というのは、「しばらくの間、ゆっくり休養したら?」と言われたところで、時間に余裕があればあるほど、悩み事をしてしまう生き物なんです。
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もちろん、旅行に行ったり環境を変えることで、気持ちを楽にできればいいですが、どん底の状態の時って、なかなか、そういう外向的な気分にはなれませんよね。
そういった時に、いつも通りの『仕事』が、自身の気を紛らわしてくれる存在になるということ。
もしかしたら、普段は仕事が忙しいと、「早く家に帰ってゆっくりしたいなぁ♪」という意識が強いかもしれません。
ところが、心身共に苦しい時というのは、「仕事をしている間だけでは、嫌なことを忘れられる」と、そういうプラスのメンタルに持っていくことができるんですね。
そうやって、徐々に、嫌な記憶を薄くしたり、気を紛らわしたりすることが可能。
ただし、もちろんオーバーワークにならないように、定期的に内観をして、自分の心と対話する時間も大事にすること。
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それでも、時に、自分のことが嫌いになり、過去の後悔が消えず、ずーっと何年も同じ悩みを引きずってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、「神様に与えてもらった個性を、変えようとしているから苦しいんだ」という考え方で、今一度、人生の原点に立ち返ってみてください。
あなたの体、心、脳、性格、環境、家族、職場、友人、起きる出来事などの全ては、神様が創造したものであって、あなたが生まれる前に決めてきたシナリオでもあります。
そうなると、どうあがいても、もがいても、クヨクヨわめいても、あなたの力ではどうすることもできませんよね。
あなたの過去も未来も、例え、何度やり直そうが、変えることは絶対にできない。
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このことを前提に、下記の4つのステップで、これまでとは違う見方をしてみてください。
1、まずは自分を客観視して、俯瞰的に見てみる。
2、次に、この人間(自分)を幸せにしてあげられるのは、自分しかいないことを再確認する。
3、そして、どんな時に、この人間(自分)は幸せを感じるのだろうかと考える。
4、さらに、もし神様がいるとするなら、神様は、この人間(自分)の「素材」や「強み」を、どう生かし、どう活用することを好むのか、知恵を出す。
このような形で、第三の目で自分を客観視(俯瞰)し、自由に妄想をしてみると、少しずつ『いい状態の時の自分』に戻ってくるはずです。
ひとりさんも、「現実にはやれることに限りがあるけど、妄想には限りがない。普段から妄想する癖をつけておくと、いろんな楽しい夢が出てきて、それが広がり、知恵がわいてくる」とおっしゃっています。
なので、自分を責めたり、後悔したりしてしまう時は、仕事で気を紛らわしつつ、神様が創造した万物を受け入れ、楽しい妄想をしながら、残りの人生を明るく過ごしていきましょう。