こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは「頑固を直す方法」についてのお話です。
まず、頑固は頑固でも、「性格」と「筋を通す」の2通りのパターンがあります。
性格が頑固な人というのは、心の問題で、意地っ張りで聞く耳がないとかそういった意味での頑固。
もう一つの頑固とは、一本筋の通った職人魂のような、一つの物事を貫くいい意味での頑固です。
だから、どうせ頑固になるなら、後者のように、仕事に対して覚悟が決まっていて軸がぶれない、それでいて、いつも笑顔で周囲に優しいという方が理想的ですよね。
それが、頭が硬い性格の頑固な人の場合、例えば、人間関係で思い通りにいかないことがあると、なかなかネガティブな感情から抜けだせず、それが態度や表情に出てしまったり、機嫌がよくなったと思ったら急に不機嫌になるなど、何かと柔軟性がありません。
あなたが頑固な性格かどうか、チェック項目はこちら。
1、負けず嫌い
2、プライドが高い
3、謝罪ができない
4、聞く耳がもてない
5、弱みを見せるのが苦手
この他にも、人から簡単なアドバイスやちょっとした意見を言われただけで、自分だけが責められている気持ちになり、強い被害者意識を持ってしまうという特徴もあるようです。
今回、斎藤一人さんがおっしゃっているのは、こうした「性格が頑固な人」のことで、ひとりさんに届く相談の中に、「私は頑固な性格を直したい!」という人がいるんだそうです。
ただ、ひとりさんいわく、そういう相談をする人のほとんどは、その頑固さを直す気が無いんだとか。。
例えば、頑固な人がひとりさんに相談をして、適切なアドバイスを受けたとしますよね。
すると、その後にその人がとる行動は、「素直に自分の性格を反省する」ではありません。
実は、その教わった理屈で「他人を言い負かすことに使う」傾向にあるんです。
もっと頑固な人の場合、ひとりさんのアドバイスを受ける過程で、「でも、自分はこうでああで。。」とすぐに頑固な自分を出してしまうケースもあるそうです。
だから、後にも先にも、頑固が永遠と続いてしまうんですね。
なので、そういう人に必要なことは、心が変わらなくてもいいから、まずは「口癖」を変えること。
相手が何か意見を言ってきた時は、『そうだよね、わかるよ!』。これを最初に言うことが大事。
これは、何でもかんでも相手の意見に賛同すべき!と言っているわけではありませんよ。
あくまで、「あなたが今、話してくれた内容がわかった」とか「自分のために意見を言ってくれたことがわかった」という意味での「そうだよね、わかるよ」です。
この考え方のことを「柳(やなぎ)に風と受け流す」と言います。
きっと、初めのうちは、「でも。。」とか「だって。。」という言葉を言いたくなると思います。
その時に、「自分はダメな人間だ」と落ち込む必要はありません。一生懸命、「言葉」を変えようと努力できるようになったのですから、すでにあなたの心は柔軟になっています。