こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは、「バランスの法則」というお話になります。
この話を聞くと、なぜ、斎藤一人さんの本は、「変な人の書いた成功法則」というタイトルになっているのか、その理由がわかる内容になっています。
ひとりさんは、以前行われていた長者番付の発表によって、納税日本一として有名人になりました。
その時に、バランスの法則を知っていたひとりさんは、その後に「ゆりもどし」が来ることを知っていたのです。
この「ゆりもどし」とは、世の中で注目を浴びる旬な人ほど「出る杭は打たれる」と言われるように、目立てば目立つほど、その分、叩かれてしまうこと。
だから、このプラスとマイナスのバランスをとらなければ、自分自身が大きく崩れてしまうことになります。
例えば、芸能界で華々しいデビューを飾った人やオリンピックで金メダルをとった人、サラリーマンでも若くして出世した人など。
必ず、その後には、マスコミに追いかけられたり、根も葉もない噂が広まったり、何かあるたびにひどいバッシングを受けたりということがあるんですね。
ただ、それは単に「チヤホヤされて調子に乗ったからでしょ?」という話ではありません。
調子に乗ろうが乗るまいが、バランスの法則に沿った形を作るためには、人一倍「謙虚さ」を持って対応しなければならいんです。
ひとりさんの場合、中学しか出てないのに「納税日本一になってすごいですね!!」と、褒められるたびに、「いえ、ちょっとした変わり者なんです」と、謙虚な対応をしてバランスをとっていたんだそうです。
例え、「でも本当にこれはすごいことですよ!!」と、はやし立てられたとしても、決してその後に、「はい、実はそうなんです!」と言ってはいませんよ。
これは、お弟子さんにも忠告していましたが、「億万長者になるなんて素晴らしいですね!」と、持ち上げられることがあっても、「いえいえ、あくまで斎藤一人さんのおかげですから」と言って、うまくバランスを調節しないといけないんです。
このように、バランスの法則を知っていると、何か自分の身にいい出来事があっても「ゆりもどし」にうまく対応できるので、ガタガタと人生が崩れるようなことはないでしょう。
これを逆に考えた時、嫌な出来事があった時こそ明るい言葉を使うとか、自信が無い時こそ堂々とした態度をとるようにするとか、そういった形でのバランスのとり方もあるかと思います。
今回の話もいろんな場面で役に立つ話なので、ぜひ何度も聞いて実践してみてください。