こんばんは、ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんが教える「幸せのなり方」について解説いたします。
誰でも生きていれば、人生の転機となるようなショックな出来事が起こることもありますよね。
その時に、「なぜ自分だけこんなに不幸なんだろう」、「何でこんな辛い思いをしなければならないの?」と、現実を受け入れることができなくなる人もいます。
もしかしたら、何年も、何十年も、その一つのきっかけが原因で、苦しみもがき続けてしまうケースもあるでしょう。
ただ、一度そういう経験をしたのであれば、これからは、普段から「小さな感謝、小さな親切」を大切にしていかなければなりません。
例えば、柔道の受け身と同じように、人間は、何かあってから受け身をとろうと思っても、すぐには対応することができません。
だから、常日頃から、愚痴や泣き言を言わない訓練、そして、人に愛のある言葉をかける習慣を、「鍛錬」として積み重ねていく必要があるのです。
この世の中には、幸せな人もいれば、不幸な人もいますよね。でも、ひとりさんは、「誰でも幸せになることはできるんだよ♪」とおっしゃっています。
これはどういうことかというと、今あるものに感謝をし出すと、いくらでも幸せになり、今ないものに不平不満を言い出せば、いくらでも不幸になることはできるということ。
つまり、幸せに焦点をあてて「幸せに舵を切る」のは自分ですが、不幸に焦点をあてて「不幸に舵を切る」のも自分なのです。
では、一体、日常生活の中で、どんなことに感謝をしたらいいのでしょうか。
例えば、日本に生まれたこと、お金があること、ご飯が食べられること、服が着れること、水やお湯が使えること、住む家があること、冷蔵庫があること、洗濯できること、友達がいること、家族がいること、話し相手がいること等。
このように、いつも当たり前だと思っていたことが、実は「奇跡」であり、とても運がいい環境に囲まれているんですね。こういったことに一つ一つ気付いてくことが大事。
だから、生きているとお金に困る人もいますが、お金に困る経験をすることで、その人は身をもって「お金のありがたみ」を学び、感謝の言葉を口にできるようになるのです。
一方、どんなに人から親切にされようが、優しくされようが、お金持ちになろうが、感謝を知らない人は、「もっともっともっと。。」と、今のこの幸せを、幸せと感じることができません。
仮に、自分の願望が全て叶って、「やっと夢が実現してこれで幸せになれる!」と思っていても、なぜか心がモヤモヤしたり、暗くて寂しい気持ちになったりするんですね。
その理由は、この世は『バランスの法則』といって、片方だけに都合のいいことが続くことは絶対にありません。
「ありがとう」と言う出来事が起きたら、今度は、「人からありがとう」と言われる行動をとらなければ、再び「ありがとう」と言いたくなるような現象はやって来ないのです。
「その話、本当なんですか?何の根拠があるんですか?」と、半信半疑の人は、半分どころか全く信じなくても大丈夫です。
でも、実際に、いつも人から食事をおごってもらう人よりも、人に食事をご馳走して、相手を笑顔にしたり喜ばせたりしている人の方が、なぜか幸せな人生になります。
もちろん、お金のかからないことでも同じ。得るより先に与えること。これが徳を積むということです。ぜひ、小さなことから始めてみてください。