みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんが尊敬する、小林正観さんから学んだ「お金に嫌われるお金の使い方」について、お話していきたいと思います。
この話は、入ってきたお金をどのように扱ったらいいのか、正観さんの観点でお伝えしていきます。
まず、正観さんの本を読んでいて一つ驚いた点は、珍しく、斎藤一人さんの教えとは少し異なる点があったことです。
ひとりさんは、どちらかというと「入ってきたお金は大切に貯金しておくんだよ♪」という教えですよね。
一度だけ、「貧しくても与えなさい」というお話を聞いたことはありますが、「積極的に使いなさい」という教えは、なかったと記憶しています。
ところが、小林正観さんは、「先に出すことによって、お金の流れはよくなる」とおっしゃっているんですね。
なので、どちらの考え方も、柔軟にうまく取り入れていけたらと思います。
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当然ですが、正観さんは「ただただお金を使えばいい!」と言っているわけではありませんよ。
実は、あなたがお金を好むのと同じように、お金自身にも『好き嫌い』があるんです。
お金が嫌う「人間の行動」は下記の3つ。
1、まず、お金が最も嫌がる使い方は「ギャンブル」です。
2、次に、生活が派手になるような「贅沢(ぜいたく)」をすること。
3、最後に、誰の役にも立たずに「貯め込まれる」こと。
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この3つが、お金に嫌われる要素となります。
共通しているのは、どれも「自己満足」のためだけにお金を扱っている点。
つまり、入ってきたお金を落ち着かせることなく、すぐに散財する行為は、お金からすると、「大切にしてくれないから嫌い!」となるわけです。
また、ひたすら貯金だけをして、何も徳を積まず、困っている人がいても助けないような人も、お金に嫌われてしまうようです。
もちろん、自分のためにお金を使うことが「全部ダメ」というわけではなく、「それだけではダメだよ!」という意味だと思います。
例えば、海外旅行に行きたいのであれば、それが「親孝行も兼ねて」とか、自分も楽しみつつ、誰かを喜ばせる目的であれば問題ないのでしょう。
それが、自分一人が物質的に満足するために、「あれもこれも欲しい」と浪費をしたり、「自身の欲」を満たすことばかりを考えてしまうのは×。
このように、同じ目的でお金を使うにしても、『目的や動機』が自分のためだけとなると、なぜか、お金の入りが悪くなってしまうので十分注意しましょう。
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それでは、逆に、「お金に好かれる条件」とは、一体どんなものなのか。
小林正観さんいわく、お金自身は、「人の役に立ちたい、人に喜ばれたい」と、いつも思っているんだそうです。
だから、お金の流れを留まらせないことが、出入りの流れをよくするコツ!ということになります。
例えば、2500年前にお釈迦様が、貧しい人々に「托鉢(たくはつ)」をしましたが、まさにこういった行いのことですよね。
托鉢(たくはつ)とは、修行僧が鉢を持って、家々を回り、食べ物やお金をもらうこと。
お釈迦様が、あえて「貧しい人々」の家を回った理由は、貧しい人々こそ「人に施し」をしなければならないからです。
つまり、貧しい人々は、自分に財力がないから施しができなかったのではなく、施しをしてこなかったが故に、財が入ってこなかったのです。
もちろん、その施しというのは、金額に関係なく気持ちの問題。
例えば、食費1万円で生活している人であれば、1割の1,000円を人のために恵んであげられるかどうかが、大きな鍵となります。
ちなみに、その行いを見守っている神様は、なんと『4倍』にして返してくれるとのこと!
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ただ、個人的には、斎藤一人さんから学んだ「お金を大切に貯金しておくことも大事」という教えも必要だと思っています。
なので、現実的に考えると、「自分のために使うお金、他人のために使うお金、目的のために貯金するお金」といった形で、家計簿管理を行うことが大事。
その上で、最初は無理のない範囲内で、『人への施し』のために、お金を使ってみてください。
例えば、コンビニで1円5円10円を募金箱に入れるとか、ネットで100円寄付するなど、小さな額から始めるようにしましょう。
「人の役に立ちたい」「人を喜ばせたい」と思って生活しているだけでも、『いい波動』が出るので、幸せな現象を引き寄せやすくなります。
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中には、ギャンブルが趣味の人もいると思いますが、あなたが幸せに生きることが一番ですから、「ワクワク」や「楽しみ」を無くす必要はありません。
ただ、絶対に「お金に好かれる習慣を作りたい!」と本気で考えている人は、小林正観さんの教えに耳を傾けるべきだと思います。
私自身も、今の自分にできる範囲で、実践しているところです。
もちろん、世の中にはいろんな考えを持った人がいますから、「生活がギリギリで苦しい状況なのに、人に与えるお金なんかないよ!」と怒りを覚える人もいるでしょう。
しかし、「人間の視点」だけで物事を見る人と、「神的な視点」で物事を見れる人とでは、どうしても『差』が生まれることになります。
この宇宙の創造主が神様であるならば、神的な視点で生きることで、人間は「幸せな人生」を送ることができるのではないでしょうか。