『いどおの法則』自分の正義は間違っている【小林正観】

みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんが尊敬する、小林正観さんから学んだ「いどおの法則」というお話をしたいと思います。

この世の中には、たくさんの争いごとがあります。

小林正観さんいわく、争いごとがなくならない理由は、「い・ど・お」の心を捨てられないから!なんだとか。

この「い・ど・お」とは、威張る、怒鳴る、怒るの3つのことです

この3つは、「自分は間違っていない」「自分は正義である」「相手が間違っている」と思った時に発動します。

多くの人にとって、「正義感」は必要不可欠なものとされていますが、本当にそうでしょうか?

もし、この世の全ての人が、『自分は間違っている』と思うことができたら、きっと戦争は起きないでしょう。

たったこれだけの「小さな解釈の違い」によって、どれだけ平和な日々が待ち受けていることか。

これは、戦争に限った話だけでなく、普段から、家族や職場での人間関係においても、ケンカやトラブルの原因になるきっかけは、必ずといっていいほど、「自分は正しい」という概念が入り口になっています。

ところが、斎藤一人さんの教えでは、相手と意見が食い違った時は「相手が正しい」です

そして、「自分は楽しい」ことに舵を切ることが大事!

そうしないと、自分の意見を否定された相手は、「怒り」や「憎しみ」など、攻撃的な感情が湧いてきてしまいますからね。

また、人の理屈を論破したところで、相手から恨みを買ったり、お互いに不穏な空気になるなど、何一ついいことはありません。

もちろん、状況に応じて、自分の意見をはっきりと伝えなければならない場面もあるでしょう。

その時は、相手の話に対して「そうだよね、わかるよ♪」と肯定した上で、「私はこう思っているんだけどどう?」と、代案を出さなければなりません。

つまり、いきなり否定をしないことと、仮に否定するのであれば、その代わりとなる「案」を出すこと

このことを覚えておくだけで、少しでも人間関係がスムーズになっていきます。

決して、威張る・怒鳴る・怒るの「い・ど・お」を使って、相手の意見をねじ伏せたり、自分の正しさを押し付けたりしないように注意しましょう。

世の中には、「日本人は言いたいことをはっきり言えないからダメだ!」という人もいますが、正義感の強さは、ほどほどにしないと、何かと損をしたり、敵を作ることにもなります

例えば、「心」で思ったことを全て口にし、「感情」のまま素直に発言する人。

そういう人は、『いつも不器用でブスッとしてるけど、根はいい人だよ♪』と言われがちですよね。

でも、本当に根がいいのであれば、その根を出して、いつも笑顔で明るい言葉を使わなければなりません。

あなた自身もそうだと思いますが、人に会った時は、話の内容の前に、まずは、相手の表情や話し方、声のトーン、服装、仕草など、そういった「目に見える形」に注目するはずです

だから、いくらその人の理屈が正しいとしても、威張ったり、怒鳴ったり、怒ったりしている人の話を素直に聞こうとは思えないもの。

じゃあ、それを頭ではわかっていても、「いどおの法則」をうまくコントロールできない人は、どうしたらいいのでしょうか?

「いつも損をしていて、敵を作ることが多い」と感じてはいるものの、そんな自分を変えられない人。

そういう人は、自分自身の心に、何かかしらの『恐れ』がないか、一度じっくりと向き合う必要があります。

一般的な視点では、「性格が悪いだけ」とか「仕事が忙しいから」と思われるかもしれませんが、本当は、何かを怖がっていて、その恐怖を紛らわすために「い・ど・お」を使っているのです

例えば、借金を抱えている状況だったり、離婚をして孤独を感じていたり、病気で体が不自由になる心配をしていたり、職を失うことにビクビクしていたり、そういった恐れを感じていることが多いです。

では、具体的に、どんな努力をしたら、そういった「恐れ」を無くせるの?と思いますよね。

結論からいうと、逆に、それ以上の努力をしないこと!!

なぜなら、『自我の力』でどうにかできるなら、とっくにどうにかできているはずだからです。

それよりも、「我の強さをほぐして、あとは神様におまかせしよう!」と、この考え方に切り替えることが大事。

人間一人の力でできることは、本当に微々たるもの。。。

「食べ物」や「身の回りの物」は、全て、自分以外の存在によって生み出されたものですよね。

また、あなたの「心臓」や「消化機能」だって、当たり前の仕組みではありません。

だって、あなたが何も努力をしなくても、常に、自動で働いてくれているわけですから

こういった視点で、一つ一つの物事に『ありがとう♪』と口にしてみてください。自我の強さを無くせば無くすほど、恐れの度合いは、少しずつ小さくなっていきます。

もちろん、あなたが神様の存在を信じるかどうかは、自由に判断して頂いて構いませんよ。

その代わり、威張る・怒鳴る・怒ることで、周りの人間がどれだけ迷惑をしているのか、そこに対しては、必ず気付くようにしましょう。

あなたが抱えている『恐れ』は、あなた自身の「我の強さ」によって招いたものです。

あなたは、その我の強さで、心から幸せを感じることができていますか?

もし、今、不幸を感じているのであれば、「ありがとう」「大丈夫」「なんとかなる」「平気」「大げさに考えない」「ゆるします」「おまかせします」など、こうした『言霊の力』を使って、少しずつ恐れを無くし、自我の力を緩めてみてください。




「『いどおの法則』自分の正義は間違っている【小林正観】」への2件のコメント

  1. さっちゃん

    恐れは我の強さ!正しく今の私です まだ起こってもない恐れで主人に八つ当たりそして自己嫌悪「言霊の力」使います ありがとうございます

    1. ツイてる坊主

      コメントいただきありがとうございます。
      「恐れ」が引きがねとなって、感情的になることは誰にでもあると思います。
      言霊の力を使いながら一歩ずつで大丈夫ですよ^^

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