みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんの名代、舛岡はなゑさんから学んだ『我慢が招く結果|心優しい人に逆ギレのすすめ』というお話をしたいと思います。
参考著書:女性のための「逆ギレ」のすすめ/舛岡はなゑ
ひとりさんの教えを実践する人は、精神的な話を好む方が多いです。
いつも穏やかな心で天国言葉を言いながら、明るく人に優しく親切にする。この考え方がベースになっています。
そんな中、舛岡はなゑさんも以前、講演会でお話されていましたが、ひとりさんの教えに「逆ギレ」の学びがあることをご存知でしょうか。
逆ギレというのは、当然、相手の行動に対して「怒る」わけですが、精神的な話を学べば学ほど、人に怒りを表現していいものなのか、抵抗を感じてしまうものですよね。
果たして、怒っていい時と、怒ってはいけない時の違いはどこにあるのか。
怒りの感情を出すことは、地獄言葉と同じように「悪因」になってしまうのではないか。
そんな疑問が頭に浮かぶ人もいると思います。
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まず、基本的な話になりますが、あなたがこの人生を生き抜く上で、一番大切にしなければならないことは、『幸せになること』です。
なので、斎藤一人さんや舛岡はなゑさんの教えを守ることも大事ですが、まずは、今を「いい気分」で過ごすことを最優先しなければなりません。
例えば、美味しいものを食べたり、好きな運動で汗をかいたり、趣味に夢中になったり。
ほとんどの人は、「今を我慢して未来に期待」と考えますが、今を不幸に生きるくらいなら、その環境から離れることをおススメします。
それくらい、普段、自分が発している目には見えない「振動数(波動)」というものは、絶対に軽視してはいけない大切なものなんです。
例えば、ひどく落ち込んだり、大きく気分を落としたり、愚痴や不平不満ばかりを口にしたり、そういったことをすると「負の現象」を引き寄せてしまうので、絶対にやってはいけません。
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そのことを前提とした上で、怒っていい時というのは、人に「バカにされた時」や「嫌がらせを受けた時」です。
精神面を大切にする優しい人は、なかなかとっさに言い返すことができず、悔しい思いをすることもあります。
かといって、地獄言葉を吐いたり、暴力を振るったり、仕返しをするのはダメ。
悪い人に制裁を与えるのは「神様の仕事」ですから、あなたが復讐しても『損』をするだけです。
また、感情に任せて相手に怒りをぶつけたところで、同じように、怒りが返ってくるだけなので解決にはならないでしょう。
その代わり、自分の「素直な気持ち」を、冷静に、淡々と伝える分には、それが「悪因」になることはないので、何も問題はありません。
例えば、「職場で嫌がらせをしてくる人」がいるとするなら、『嫌なのでやめてください!』と、毅然とした態度で伝えてみてください。
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ちなみに、一番やってはいけないことは、ビクビクオドオドした「表情」や「態度」を相手に見せてしまうことです。
あなたをバカにしてくる人に対しては、演技でもいいので、堂々としたフリをすることが大事。
実際は、心臓の鼓動が聞こえるほど、大きく動揺していたとしても構いません。
心の中では、「別に、何も苦しんでませんよ。平気ですよ。幸せですよ。」と、そういった感覚でいること。
もし、自分の勘違いで、そこまで相手に悪気がなく、気軽に話しかけてくるようなら「そうですよね」「わかります」と、あえて笑顔で『肯定』してみてください。
この肯定というのは、相手に服従するという意味ではなく、「私は敵対視していませんよ♪」と、うまく受け流す技の一つです。
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職場の人間関係に限った話ではなく、人にナメられたままの環境下では、なかなか幸せを感じることができません。
おそらく、あなたはとても優しくて、思いやりのある方なのでしょう。
ただ、学校でも職場でも、いじめや嫌がらせのターゲットになるのは、たいてい、自分に対して反発・反抗してこないような「気弱」に見える人です。
そこで、一つの対策として、『強気を演じる』という手があります。
これを、少しずつ自分自身の感覚で覚えること。
できたら、一人でいる時に、自分の「表情」や「ふるまい」を練習してみてください。
要は、実際に気弱でも、「気弱に見えないような工夫(見せ方)」さえできてしまえば、徐々に、それが当たり前の状態になってきます。
だから、普段から「人に甘く見られたらダメ!!」という考え方を、常に、頭のどこかに入れておくことが大事。
また、一人でいる時は、「ナメられちゃいけない」の言霊を、一日100回ずつ唱えるようにしましょう。
その代わり、深く思い悩んで自分を卑下したり、無理に性格を変えようとする必要はありません。
今のあなたのままで、どんな手を打てるのか、頭に入れておくだけで大丈夫!
これまでにお話してきた内容は、主に下記の3つとなります。
1、波動を下げないように、落ち込む時間を減らし「いい気分」でいる時間帯を増やす。
2、嫌がらせをしてくる人の前では、演技でいいので「堂々としているフリ」をする。
3、地獄言葉を使わず、感情的にならず、淡々と「嫌なのでやめてください」と言う。
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ここから先の話は、万が一の時に考える「最終手段」になります。
その方法とは、結論からいうと、相手の行為がエスカレートするようなら、誰一人として味方がいなくても、全力で逃げることです。
この「逃げる」という選択肢をとれるかとれないかは、非常に重要なポイントとなります。
『親や学校の先生、職場の人、警察など、誰かが自分を守ってくれるはず!』と、誰かにすがりたくなる気持ちはわかります。
しかし、いじめや嫌がらせというのは、人目につかない場所で起こることがほとんどなので、24時間365日、あなたを守ってくれる人など存在しないんですね。
もちろん、これはあくまで『最後の一手』なので、そう簡単に使うことはできないでしょう。
ただ、最後の最後に「逃げる」という選択肢が残っている。
このことを頭に入れておくだけで、だいぶ気が軽くなるはずです。
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実際に、誰も味方がいないなら、自分で自分を守るしかありませんからね。
急に学校を辞めて家出をしたり、会社をその日で退職したり、もちろん、そんな結果は誰も望んでいません。
でも、我慢の先に待っているのは恨みだけ!!
未来を幸せに生きたければ、今の自分を幸せにするしかないんです。
だから、逃げる時は後ろを振り返らずに、全力で逃げる。
そして、それ以降は、苦手なことや不得意なことではなく、自分の「強み」や「素材」を生かした分野で勝負すること。
幸せの道を歩いている時は、その方向に向かっただけで「ワクワク」を感じるものです。
それは、神様からの「その道で合っているよ♪」という明確なサインなので、その感覚を忘れずに、一歩一歩、前に進んでいきましょう。