こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは、「要領の良し悪し」についてのお話です。
世の中には仕事の要領がいいと言われる人と、要領が悪いと言われる人がいますよね。
その時に、要領がよくて性格が悪い人もいれば、要領が悪いけど性格のいい人もいる。
ただ、理想をいえば、どちらも兼ね備わっているのが一番で、会社としてもそういった人を雇いたいと思うことでしょう。
なぜなら、要領だけよくても不正をされたり仕事をサボられたりしたら困りますし、性格だけよくても仕事ができなければ、なかなか会社の利益にはなりません。
だから、理想は両方ですが、実は、性格というのはそう簡単に変わるものではないんですね。
性格を変えることは難しい。となると性格のいい人を雇って要領を覚えさせるのがベストな選択肢ということになります。
斎藤一人さんのお弟子さんも、最初のうちは利益を出すどころか赤字だったそうです。
でも、ひとりさんから仕事の要領を一つ一つ教えてもらい、最終的には億万長者にまで上り詰めることができました。
ひとりさんいわく、「生まれつき要領が悪い人なんていない」とのこと。
よく会社で「あの人は仕事ができない」と陰口を叩くような人もいますが、実際は、仕事ができないのではなく、仕事の仕方を知らないだけなんですね。
つまり、仕事に意欲的で、性格がいい人に対しては、「仕事の要領を覚えさせる」だけで、その人は会社にとっても、一緒に働く社員にとっても重宝される存在となるわけです。
このことから、もし、職場で仕事ができないなと感じる人がいた場合は、「頭」の良し悪しと「要領」の良し悪しは違うんだ!ということを考慮するようにしましょう。
頭が悪いのではなく、仕事の仕方を知らないだけ。仮に、覚えるまで時間がかかったとしても、真っすぐな性格であれば、いずれは要領よくこなせるようになります。
「でも、これって当たり前のことじゃないですか?」と、そう思う方もいるかもしれません。
それに関しては、仕事を教える側も人間なので、いい人なら親切に教えますが、優秀で頭のいい人であっても、新人に対して冷たくあしらうこともあります。
また、相手の理解状況を確認せず、教えた気になってしまったり、わざと考えさせて答えを教えないような人もいますよね。
さらには、新しく入った人が間違ったやり方をしていても、注意をせずに陰で悪口を言うような人もいるわけです。
こういったことから、人を雇う時は優秀かどうかよりも、「人間性」を見抜くこと。
斎藤一人さんの教えとしては、仕事の答えを一つ一つ親切に教えてあげればいい、知って覚えてもらえば、あとは、要領よく動けるようになるよ!というものです。
だから、人間が愛と光で生きるには、「教える側が威張ってはいけないし、教えられる側もナメられてはいけない」。
つまり、やる気があって性格もいいのに、仕事を教えてもらえないようなことがあった時は、その相手や会社に対して、言いたいことをはっきり言うことも時に必要なんです。
それで、どちらの立場になっても、明るく上機嫌で毎日を過ごせるように、今目の前に出てきた問題と一つ一つ前向きに向き合っていきましょう。