仕事が面白いと感じる人とそうでない人の違い【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日の斎藤一人さんの教えは、「仕事がおもしろいと感じる人とそうでない人の違い」についてのお話です。

子供の頃からよく、夢や目標を大切にするんだよ!という教えがありますが、夢を語っている人の中には「今が不幸」という人もいます。

逆に、夢や目標はないけど「今が幸せ」という人もいますよね。だから、本当は幸せに条件をつけることが、必ずしも正しい考え方とは限らないのです。

だから、仕事でも何でもそうですが「今が幸せ!」と言えるようになるためにも、今、目の前にいるお客さんを大切にしなければなりません

また、ひとりさんいわく、仕事というのは、本来は「飽きない」もので、本気になればなるほど夢中になって楽しいものなんですね。

それを面倒くさいとか、嫌だとか、面白くないと言っている人は、仕事をひたすら一生懸命やっていないんです。

仕事が面白くなるコツは、細かくて小さなところに目を向けること。決して、一気に高みを目指してはいけません。

細かくて小さな微差を追求し改良をやり始めると、次々とやるべきことが見えてきて、仕事が楽しくなってきます

これってもしかしたら、部屋の掃除をする時に、何かちょっとした片付けをすると、他のものもきれいに整理したくなるのと同じ心理なのかもしれません。

例えば、お店の従業員が不足している時に、一人雇えば忙しい時でも安心!という考え方もできますが、普段、暇な時間は退屈になってしまいますよね

この退屈な時間というのが「仕事が面白くない状態」に、必ずといっていいほどつながってしまうのです。

こういう話をすると、「え?自分は仕事嫌いなんで暇な方が楽でいいです」という人もいますが、暇な時間帯が長いと、なぜか『時間の経過』が遅いと感じることが多いのではないでしょうか。

あなたも実際に、就業後のタイムカードを押すまでの5分10分の時間が、ものすごく長い!と感じたことはあると思います。

だから、人手が足りない時こそ「仕事を楽しめるチャンス」という解釈で、どうやったら一人で二人分の仕事をこなせるか、小さな改良を追求する必要があるのです。

例えば、お客さんにお水を出す時間を省きたいのであれば、「お水はセルフサービスなのでご自由にどうぞ!」と、張り紙を一枚貼っておくというのも一つの手。

斎藤一人さんは、「紙の書き方一つで商人の腕がわかる」とおっしゃっています。

だから、それがいつもと同じお水であっても、コップに清潔感があったり、美味しそうなお水に見えたり、きれいな色使いで張り紙を作ったり、そうやって親切心が伝わるように工夫しなければなりません。

また、例えば、お客さんに注文したものを取りに来てもらう形にすると、そこでお客さんと「コミュニケーション」をとる機会を作ることができますよね。

他のお店では、店員が機械のように働き、接客もブスッとした顔でこなしている中、うちのお店に来ると、笑顔でたわいもない会話ができる。そこに一つの魅力を作ることができるのです。

こういったことを「面倒くさい」と感じる人には愛がありません。仕事を好きになれないという以前に、愛がないんです

つまり、ビジネスのノウハウやテクニックの本を読んで、必死にマーケティングの勉強をしている人はたくさんいますが、お客さんに対するちょっとした「愛のある一言」「気遣い」、そして「笑顔」の研究を一生懸命やっている人が、意外に少ないということ。

もちろん、お店をやっていると、やらなければならないことがたくさんあるので大変だと思います。

でも、最後の最後は「人間対人間」ですから、お店が生き残っていけるかどうかは、あなたの考え方に『愛』があるかどうかが鍵を握ることになるでしょう。




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