こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは「ユダヤの法則」に関するお話になります。
人間は不完璧な生き物です。世の中には完璧主義者と言われる人もいますが、完璧にはできません。
でも、完璧にいかないことがあると、自分を責めたり、人のせいにして人を責めるようなことをします。
この完璧主義者というのは、何かと人から敬遠されがちで嫌われる傾向にあります。
ただ、もちろん、何かをやる時は100%の成功を目指してやるものですよ。
その結果として、斎藤一人さんが教える「ユダヤの法則」では、78%の完璧で構わないということなんです。
そして、残りの22%は、また次やる時の「改良」として考えればいいんですね。
例えば、会社の仲間でパーティーを開くとしたら、最後までスムーズに予定通り完璧にこなそうとしますよね。
その時、「最高で78%なんだ!」ということを頭に入れておかないと、後悔ばかりに目がいってしまい、次の改良につなげることができなくなってしまいます。
だから、最初は100%を目指すんだけれども、結果的に、100%完璧にはいかないことを受け入れること。
工場の機械でも何でもそうですが、1万個の商品を作れば、そのうちの何個かは不良品として廃棄することになります。
これをまた改良して精度が上がるわけですが、それでも100%完璧にはいかないものなんですね。当然、時間の経過と共に古くなってきてしまうというのもあるでしょう。
このように、常に78%の完璧と22%の改良の考え方を持つ必要があり、毎回残りの22%の改良をした後も、ずーっとこの定理に変わりはありません。
そこで問題なのが、このことを理解していない人が、いつまでも一つの失敗を引きずって人の悪口を言ったり、ネチネチとそのことで人を責めたりすることです。
挙句の果てには「次はここを改良しましょう!」と言うと、自分が責められてると感じて、怒ったりへそを曲げたりするんですね。
昔、エジソンという偉人がいましたが、発明王と呼ばれるようなエジソンでさえ、何度も何度も失敗を繰り返して「電球」を発明しました。
要は、人間が完璧ではないことを知っている人は、いちいち失敗することに落ち込むようなことはしないんです。
それどころか、失敗する度に、「このやり方ではうまくいかないことがわかったから成功だ!!」と、前向きに解釈することができます。
なので、これまで完璧主義者だった人に、いきなり「完璧主義の考え方をやめなさい!」と言っても、難しい面もあるかもしれませんが、1%でも2%でも考え方に余白を作れるように、意識付けをしていくようにしましょう。