インナーチャイルドは未熟な親に原因があります【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日の斎藤一人さんの教えは、「インナーチャイルドの癒し」に関するお話になります。

世の中の社会問題の一つとして、引きこもりというものがありますよね。

これは、うつ病などの症状が出て、家から出られなくなってしまう状態のことです。

こうした問題の背景には、実は、日本の教育に「我慢するのが美徳である」という間違った固定概念が潜んでいます。

例えば、自分の子供が学校でいじめに遭っていたとしても、「何とか学校に行かせなければ!」とか「将来のためにももっと強く育ってほしい!」とか、そういった考え方が先行してしまうんですね。

もちろん、家庭の事情はそれぞれ異なるでしょうし、教育方針も自由で構いませんが、勉強でも人間関係でも、我慢の先に待っているのは「恨み」だけ。信じる信じないは個人の自由ですよ。

ただ、斎藤一人さんの教えとしては、幸せの道に苦労はない。苦労するということ自体、その道が間違ってるよ!というサイン

そこで、子供が学校に行きたがらない時の対処法ですが、まずは、この世の中には「逃げる」という選択肢もあるんだよ!ということを教えてあげること。

要は、今のこの環境、この苦しみには逃げ道がない!という状況から、まずは一度、解放してあげる必要があるんですね

しかし、実際、こういった言葉を聞くと、「逃げるなんてとんでもない!甘やかしてどうする!」と、鬼の形相で反発する方もいるでしょう。

これは世代の違いも関係していると思いますが、戦後の日本は、今とは違って「我慢して耐えた先に幸せが待っている」という考え方が根付いていました。

なので、「逃げる」=「甘え」になっていましたが、今の時代は、ネット上で通信制の学校もありますし、複数の選択肢を提示してあげて、ちゃんと子供の考えを尊重してあげることができます。

その上で、「あなたが決めた道なのだから、ちゃんと責任を持ちなさいよ!」と、覚悟を持ってその道に進む子供を応援してあげるようにしましょう。

また、すでに「引きこもり」の状態になって、家から出られなくなった子に対しては、一度、本気で謝ってください。まずは、謝るだけで、他の言葉は必要ありません

「親が子供に謝る?バカバカしい!」と、中にはそう感じる方もいるでしょう。

でも、そういう子供を見下したような考え方が、そもそもの発端だったのではないでしょうか。

人は何度も何度も生まれ変わります。大人でも未熟な魂の人もいますし、子供でも成熟した魂の人もいて、そこに本当は上下関係など存在しません。

子供にとって一番の屈辱は、自分の心の声に聞く耳を持ってもらえず、親や先生や大人達の話し合いで、最終的な結論だけを迫られることです

つまり、謝るというのは、この屈辱、この「傷」を負わせてしまったことを謝るということ。

本当に子供に対して愛情があるというなら、「逃げてもいいという教え、複数の選択肢を提示、子供に本気で謝る」、この3つのどれかを実践するようにしましょう。




「インナーチャイルドは未熟な親に原因があります【斎藤一人】」へのコメント1件

  1. 戸田裕子

    感謝しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です