幸せ

守破離|足るを知る人は生き急ぐ必要がない【斎藤一人】

みなさん、こんばんは!ツイてる坊主です^^

本日は、斎藤一人さんの教えをもとに、「足るを知る人は生き急ぐ必要がない」というお話をしたいと思います。

ひとりさんファンの方は、当然、ひとりさんのことが大好きで、ひとりさんの言葉や教えの一つ一つをいつも大切にしていますよね。

私自身も、ひとりさんの教えが励みになっていますし、仕事だけでなく、人生における「生き方」や「考え方」などの学びの全てが、心の支えになっています。

ただ、中には、なかなか物事がうまくいかず、心に苦しみを感じている時に、ふと、ひとりさんの教えに疑問を抱いてしまうケースもあるでしょう。

人間は完璧な存在ではないので、誰をお師匠さんにするにしろ、その人の教えをずーっと守り抜くことはできません。24時間365日、全ての教えが自分に当てはまるわけではないのです。

教えは個々に合わせて変わる

なので、教える側も「この人にはこの教えが必要だな」と、お弟子さん一人一人にかける言葉は、その都度異なるわけなんですね。

例えば、まだ天国言葉が言えない人には、天国言葉を口癖にして潜在意識を書き換えたり、波動を高めていくことが、その人にとって第一に必要なことなのかもしれません。

また、いつも顔がカサカサの人にとっては、顔につやを出す習慣を身につけることが、今のその人に必要なことなのかもしれません。

つまり、最も大事なポイントは、その教えを実践したことによって、『あなたが幸せを感じられるようになったかどうか』なんです。

あなたは、斎藤一人さんの教えを守ることが人生の目的なのではなく、あくまで、それを手段として自分自身の人生に幸せを感じる必要があるのです。

守破離(しゅはり)の教え

よく、昔から「守破離(しゅはり)」という言葉があるように、最初は師匠の教えを守り、徐々に自立をして破り、いずれ離れていくという話があるように、ただただ教えを守り抜いているだけでは、うまくいかなくなるケースもあります。

また、神的な視点においては、天の神様が今のあなたを見た時に、あまりにも定めとは違う生き方をしているなと感じた場合に、あえて苦しみを与えることもあるでしょう

このように、天の神様が「ちょっと改善した方がいいんじゃないの?」というサインを与えるために、心が苦しくなったり何らかのトラブルが起きたりすることもあるんですね。

魂の学びは人によって異なる

例えば、とても真面目な性格で完璧主義の人が挫折するケースでは、もっと柔軟な考えで新しい行動を取り入れていった方が、もっと飛躍できる可能性が生まれるのかもしれません。

その時に、斎藤一人さんの「幸せに条件をつけてはいけないよ」の教えを守ろうと、自分を押し殺して一切欲を出さずに、毎日ずっと同じ行動を繰り返しているとしたら、おそらく神様は、「自分の気持ちに嘘をついてるから心が苦しくなるんだよ」といったメッセージを発するのではないでしょうか。

つまり、この世の中には、万人に共通する教えがありつつも、『今のこの人にとってはこの教えが必要!』といった形で、随時、その人の成長段階に応じて学ぶことは変わってくるのです。

だから、もしかしたら人によっては、たくさん幸せに条件をつけて、欲張って夢を10個20個と紙に書き出し、毎日ニヤニヤしながら楽しく過ごした方が、幸せに生きられることもあるでしょう。

その一方で、いつも不足感を持ちながら欲に執着している人は、斎藤一人さんの『足るを知る』の教えが当てはまるので、幸せに条件をつけず、今のあなたのままで幸せになる修行をしなさい!という学びが当てはまることになります。

こうした見方ができると、とても面白いですよね。決して、常に決まりきった答えがあるわけではなく、学びの内容が変化していくわけですから、いい意味で人生に張りが出てくるのではないでしょうか。

もし、人生に張りが出るどころか、いつまで経っても心が苦しく状況が悪化している・・ということであれば、どこか間違った考え方を頑なに貫いてしまっている側面があるのだと思います。

一寸先の光(小さな希望)

例えば、お店をやっている人が、新しい商売の手法を拒み、自分の技術に依存したり固執したり、人の話を一切聞き入れない頑固さを持っていると、不運やトラブルを通じて「その考え方を改めないとだめだよ!!」というサインが出てくるものです。

仮に、全くそういった目に見える形での悪い現象が起きないとしても、最近、なぜか全く眠れないとか、なぜか気力がわかない、なぜか体がだるい・・など、そういった体調の変化に表れることもあるでしょう

極端な話、自分の命を絶ちたいと思うほど、今苦しみを感じているのであれば、毎日無理に笑顔で元気なふるまいをする!といった努力は、一旦ストップしても構わないと思います。

そこまで追い込まれてしまったのであれば、まずはちゃんと休養した上で、改めて、たった一つでいいので、未来に「一寸先の光(小さな希望)」を見出すことに意識を向けてみてください。

というのも、以前、私がそういった状況に置かれた時に、自分にとっての『生きる希望』を一つだけ紙に書き出してみたところ、他にも2つ3つ4つと希望が出てきて、それが今日を生きる支えになったことがあったんですね。

1年後、2年後、3年後、5年後、10年後に、「この目標ならうまくいく可能性がある!」「この夢はきっと実現できているだろう!」と、未来の可能性に焦点を当てるだけで、単純にその結果がどうなるのかが気になってしょうがなくなるんです(笑)

そして、今命を絶ってしまったら、もしかしたら明るい未来が待っているかもしれないのに、それを味わうことができない、経験することも実現することもできない。そう考えたら、とても悔しい気持ちになって涙が溢れてきました。

未来に希望を持ち続ける

おそらく、今、現在進行形で深刻な悩みを抱えている人にとっては、こういう話を聞いても、そんなこと言ったって未来に幸せが待っているとは限らないじゃないか・・と、そう思うのかもしれません。

でも、人間って、未来に「一寸先の光」でも感じることができれば、生きていけるものですよ。

結果的に、希望通りの未来が待っていなかったとしても、未来に希望を持ち続けて生きている時間が、幸せな時間であることに変わりはありません。

もし、自分自身に光を見出せないのであれば、他人や世の中を応援するという意味で、光を見出すことができるはずです

それに対して身近な人は、「現実から逃げちゃダメ」とか「甘い考えは捨てなさい」と言うかもしれませんが、あなたにとっての幸せは、あなた自身にしかわからないものです。

例えば、好きな芸能人やアイドル、アスリートなどに焦点を当てて、その人の成長や成功を自分のことのように喜ぶことを生きがいにすることだってできますよね。

また、斎藤一人さんもおっしゃっているように、いずれベーシックインカムが実現して仕事にもお金にも困らない、昔の貴族みたいな暮らしが実現するかもしれません。人によっては、それが生きる希望になることもあるでしょう。

ただ、その時に一つだけ、気をつけなければならない大事なポイントがあります。

それは、自分自身が見出した「」を、あまり周囲の人に口外しないことです。

希望を周囲に話すことの注意点

なぜ、せっかく見つけた希望を周囲の人に話してはいけないのかというと、ほとんどの人は、現実を直視し、厳しい世の中を想定した上で生きようとしているからです。

そんな中で、あなたが明るい夢を語ると、周囲の人からすれば、「そんな甘い話はない」「現実と向き合いなさい」「苦労の先に幸せがある」といった形で、あなたの心の灯を消すような言葉を言ってくる可能性が高いんですね。

もちろん、人によっては嫉妬ではなく、あなたのためを思って言う人もいるのでしょうが、どちらにしろ、身近な人にそういう指摘をされると、どうしても心に迷いが出てしまって、元の状態に戻ってしまうかもしれません。

だから、できたら同じような価値観を持った人と一緒にいるのが一番ですが、それができないのであれば、他人と共有する幸せとは別に、自分だけが知っている「秘密の幸せ」を持つことをおススメします

きっと、その秘密の幸せが、最後まで生き抜く上で、大きな心の支えになるのではないでしょうか。

ショックな出来事への対処法

最後に、何かショックな出来事があったり、大きな悩みを抱えてしまったり、深く落ち込んでしまった時に、どうやって立ち直りを図ったらいいのか、そのあたりのお話をしたいと思います。

私の経験上、どれだけ多くの趣味や特技、没頭できる行動をあらかじめ準備していたとしても、本当にいざという時は、全く手が出ませんし、思考の回転も止まってしまいます。

要は、精神的に限界を超えてしまうと、例えば、「運動して血流をよくすればメンタルは回復するよ♪」という知識が頭にあっても、それを行動する気力が湧いてこなくなるんですね。

さらに、長い年月をかけて学び続けてきた斎藤一人さんの教えでさえ、生きるか死ぬかを迷うほどの辛い状態の時は、なかなかその学びを生かすことが難しかったのです。かろうじて、天国言葉「ツイてる」だけ何度か言えましたが・・。

そこで、冒頭でもお伝えしましたが、あくまで一人さんの教えは「守るため」にあるのではなく、「自分自身が幸せに生きるため」にある。このことにふと気づきました。

この人生には、1+1=2の正確な成功法則はあっても、誰もが幸せになる共通の法則は存在しないわけです。だから、一人一人が自分にとっての幸せを見出していかなければなりません。

結局、私は現実と向き合う思考と行動が止まってしまったので、ひとりさんのように日頃から「楽しい妄想」を実践することにしました。

一人さんが具体的にどのような方法で、妄想を楽しんでいるのかは分かりませんが、私なりにいろいろ試しながらやってみることに・・。

その方法は、呼吸に意識を向けながら瞑想し、予祝といって「未来の理想が今すでに叶った」という前提で、楽しい毎日を妄想するというものです。

これをやるメリットは、現状の良し悪しに関係なく、時間がある時に脳の中で勝手に実践できるという点です。

また、未来に一筋の光を見出すだけでなく、「未来の理想が今叶ったらどんな毎日を送るんだろう。そして、周りはどう変化するんだろう」といったことをイメージするので、ただ未来に希望を持つだけよりも幸せな気分を作りやすいです。

漠然とした不安と妄想の効果

では、そもそも、なぜこういった行動が必要になるのか。

その理由は、『漠然とした不安』という言葉があるように、「漠然」と「不安」は連動してしまうので、普段から現実を直視している人ほど、世の中のマイナスなニュースに影響を受けやすく、漠然とした不安を抱えてしまうからです。

「でも、妄想しても漠然とした不安が頭をよぎるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、妄想の世界では、自分に都合のいい解釈で都合のいい結果が生まれるので、現実になっていなくても、脳が自然と現実になったかのように解釈するため、気持ちを楽にしてくれるんですね。

よく、幽霊やストーカーは怖い存在として認識されていますが、それは相手の姿が分かっていない漠然としたものだからです。

もし、それが一目瞭然で明確に想定できている存在であれば、漠然とした不安や恐怖を感じることはほとんどないと思います。

つまり、妄想というのは、ドラマや映画を観て共感して涙を流す現象と同じように、今自分が何を思い描いてどんな気分でいるかは、脳が決めることであって、現実なのか架空なのかは関係ありません。

なので自分に都合の悪い情報ばかりが流れるテレビのニュース番組を見て、将来の現実を悲観視するくらいなら、仕事が大成功したり恋人ができてウキウキしたりしている自分を妄想して、ニヤニヤしている方がよっぽど幸せに生きられるのです。

もちろん、この考え方も「当てはまる人」と「当てはまらない人」に分かれるので、必要な人が必要なタイミングで自由に、必要な考え方を選択したらいいと思います。

このように、最初は斎藤一人さんの教えをただただ守るだけで精一杯だった人も、いずれその教えを破り、自分にとって幸せを感じられる教えをうまく取り入れる段階へと、移行する時が来るでしょう。

ひとりさんいわく、幸せの道を歩んでいる時に苦しみを感じることはないので、「苦しみを感じる時は天の神様からの間違っているよ!改善が必要だよ!」のサインなんだそうです。

このことを忘れずに、あなたにとっての幸せを無限に創造していきましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。感謝してます^^

参考:斎藤一人さんの教えを破ってでも幸せになりなさい。

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