こんばんは、ツイてる坊主です。本日のお話は、斎藤一人さんの天国言葉を口にしていても「劣等感で不幸を感じてしまう人」へのアドバイスになります。インナーチャイルドを癒したい方におススメです。(参考著書:斎藤一人/地球が天国になる話)
このお話は、斎藤一人さんの教えを学び、明るい言霊を発しているのになぜか心が満たされない。そんな時に役立つ内容です。
周囲の人からは、本当に天国言葉を言ってるの?地獄言葉は言ってない?と、そう指摘されるかもしれません。ただ、中にはちゃんと実践していても、心がモヤモヤしてしまうという人もいるんですね。
その原因になっているのは、「今、あなたに劣等感を与え続けている人が身近にいる」というケースが多いです。また、賢い人ほどその記憶力によって、過去の嫌な出来事を鮮明に覚えてしまっていることもあります。
天国言葉というのは過去の潜在意識(劣等感など)をクリアにするものですが、その中で最も厄介なケースとしては、現在進行形で「新たな劣等感」を受け続けていることです。
もしかしたら、身近な家庭や職場ですぐに怒鳴る人、ネチネチと嫌みを言う人と一緒に生活していることが、あなたの「満たされない心」を生み出す原因になっているのかもしれません。
例えば、旦那がいつもあなたの料理や日頃の家事に対して文句を言っていたり、会社に行けばいつも上司が心を暗くするような説教を長々としていたり。そういった劣等感の強い人が身近にいませんか?
斎藤一人さんいわく、そういう人とずーっと一緒にいると、どれだけ魅力的な話を聞いて「言霊の力」を使っていても、なかなか幸せの道を歩むことはできないんだそうです。
もちろん、自分一人だけでも蓮の花として、常に高い波動を保つことは大事なことですよ。これまでのあなたの努力が、全て無駄だったということではありません。
しかし、波動というのは身近な人に移ってしまう側面もあります。一緒にいる時間に比例して、相手の波動を受け取りやすくなるんですね。
毎日ツイてる人と一緒にいれば自分にもツキが回ってきますが、毎日ツイてない人と一緒にいれば、たちまちツキがなくなってしまうという特徴があります。
極端な話、この人生で一番の苦しみは、『あなたに劣等感を与え続ける人と離れられないこと』と言っても過言ではありません。
なぜなら、あなたに劣等感を与え続ける人というのは、精神的にあなたを虐待しているからです。
ここまでの話を聞くと、じゃあこの問題を解決するには、「離婚や転職をして嫌な人がいない環境に移ればいいのね」と、そう思いますよね。
それも大事なことではありますが、実は、第一に優先しなければならない本質部分は、環境ではないんです。環境に問題があるなら、環境を変えれば心の状態はよくなるはずです。
環境を変えることが「好転のきっかけ」になることもありますが、最優先の学びは「あなた自身が持っている自分を卑下する心」に気づくことです。
自分を卑下する心とは、例えば、自分は本当にノロマでダメな人間で、離婚したら絶対に食べていけないとか。自分は無能で社会に通用しないから、転職したってどうせうまくいかないとか。
そうやって、他人から精神的な虐待を受ける以前に、自分自身が自分のことを常日頃から虐待してしまっているんですね。
一人さんいわく、あなたがあなたを100虐待していると、他人があなたを90虐待しても、それに耐えられてしまうんだそうです。
つまり何が言いたいのかというと、本当の意味であなたを虐待していたのは「あなた自身だった」ということです。もしかしたら、この話はなかなか素直には受け入れられない内容かもしれません。
でも、このことに気づかない限り、いくら形だけ環境を変えたとしても、同じような問題が何度も繰り返し起きる可能性が高いです。
私も子どもの頃から両親のケンカ、父や兄の家庭内暴力・暴言・借金、いろんな問題を抱えていました。全ての原因は、環境のせいだと思っていました。
だけど、大人になっても心の中にモヤモヤとしたものが残り続けていたんです。なぜなら、家族一人一人にも劣等感があったけど、自分自身も同じような劣等感を持っていたからです。
この劣等感を克服するには、「~のせいで」という執着を手放す必要があります。そして、誰よりも自分自身が自分を虐待していたことに気づくことです。
誰でも必ず、インナーチャイルドを癒すことはできます。子どもの頃の記憶や感情は、自分で癒して乗り越えることができるんです。
そのための第一歩が「気づくこと」。まずは、これだけで大丈夫です。人間は気づきによって、自然と意識が変わっていくものですから、一つ一つの気づきが、幸せな道へと向かう舵取りになります。
必ず、あなたにとって最善なタイミングで、これまでとは違う心地のいい感覚になっていくはずです。ぜひ、この奇跡とも思えるような素敵な現象を体験してみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。感謝してます^^