こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは、「劣等感の連鎖を止めてください」というお話です。
劣等感を持っている人は、出世をしても誰も自分を褒めてくれないので、飲み屋などで部下に威張り散らすなど、そういったことをします。
また、学校の部活で先輩にいじめられると、その人は被害者のように見えますが、今度は自分が先輩になった時に後輩をいじめるようになる傾向があるんです。
劣等感のある人の特徴としては、自分と同じように、劣等感を抱えている人に合わせて仲良くなろうとする。要は、誰からでも好かれようする特徴があります。
それで、人をいじめている間は精神が通常。ただ、それを「あなた何でそんなイライラしてるんですか?」と、諭されたりすると、急にヒステリーを起こしてしまうようになるのです。
でも、本当は早くそのことに気付いて、劣等感の連鎖をどこかで止めなければなりません。
立場や年齢に関係なく、親も未熟。先生も未熟。本当に大切なことは自分が同じことをしないこと。
では、なぜ劣等感の強い人は、人に好かれず褒められず、嫌われてしまうのでしょうか?
実は、仕事でも家事でも、一生懸命やっているのに周囲から好かれない人は、その物事を楽しそうにやっていないのです。苦しそうにやってる。
だから、心と行動がチグハグの状態が、表情や態度に出てしまうので、それを見ている周りの人がイライラしてしまうんですね。それで子供が親に暴力を奮うようになる。
本来であれば、義務や責任感の前に、何でも楽しくやらないとダメなんです。しかし、劣等感というコンプレックスがあると、それがなかなかできません。
しかも、コンプレックスを自分一人で抱えるだけでなく、それを人に与えてしまうので負の連鎖が続いてしまうんですね。
例えば、親が子供に過剰な期待をするケース。テストの点数が下がっただけで「あ~、残念だったね」と、ため息をついてがっかりしたような顔をする。
それでいて「お母さんは、そんなの気にしないよ。」と言いますが、それによって、どれだけ子供の心が傷つき、新たな劣等感を植え付けることになるのか、全く気付いてないのです。
子供は繊細ですからね。コンプレックスを与えられると、自分が親になった時に同じことをやる傾向にあります。どこかのタイミングで気付かない限り。
また、劣等感の強い人は、いつも自分を褒めてほしい、いつも自分を称賛していてほしい、いつも自分と一緒にいてほしい、こういった特徴も持っているので注意しましょう。
劣等感で努力して出世した人は、立場が上でも未熟な人。劣等感は、出世では解決できません。みんなに褒められても解決できません。お酒を飲んでも、いつも暗い気持ちで帰ってくることになります。
だから「劣等感を無くすこと」。そして、できるだけ人に「劣等感を与えないこと」。これが人生最大の修行です。これは現世だけではわからない人もいます。
この世の中の一人でも多くの人が、いつも怒ってる人、威張ってる人、好かれようとする人、そういった人には劣等感があるということに気が付くことが大事。そして、人にしないこと。
劣等感が外に向くと人に対して攻撃的になり、優しい人の場合は内に向くので引きこもります。そこに根拠はありません。
これは、知らず知らずのうちに、子供の頃に植え付けられてしまったもので、前世の潜在意識も影響しています。
でも本当は、人に認められようと努力しなくても、神様はあなたを認めている。認めているからこの地球に生まれたのです。