こんにちは、ツイてる坊主です。
今日の音声は、「子育ての悩みに対する回答」です。
親は子どものことを思うが故に、過剰な心配をしてしまうこともあります。でも、本当は「信じてあげる」ことが一番の愛なんですね。
例えば、テストの点数が低かった時に、子どもの前で親が一緒にがっかりすると、その度に子どもは「劣等感」を抱き、心に傷を抱えるようになってしまいます。
なので、テストの点数が低かろうが、運動会で最下位だろうが、「何があってもおまえを信じてるよ♪味方だよ!!」と伝えてあげるようにしましょう。
今の子どもが大人になった時、親の立場になった時、このひとりさんの話が、少しでも役に立ってくれることを心から祈っています。
今の親世代というのは、学歴重視で上を目指し、大企業に就職すれば幸せで安泰!といった時代を生きてきたので、どうしてもその固定概念を子どもに押し付けがちです。
しかし、これからの時代というのは「魂の時代」といって、21世紀は一人一人の人間が愛(優しさ)と光(上機嫌)で生きていく時代に入ります。
じゃあ、今の親世代に愛や光がないの?というと、ありますよ。もちろんありますが、それは自分に対する愛です。
親にとって良い子というのが、「自分に都合のいい子」になってしまっている現状があるんですね。つまり、親に言われたことを素直に聞く子が「いい子」であると、そういった個性を尊重しないケースが多くあります。
もしかしたら、あなたも口癖のように「あんたのために!!」と言っているかもしれません。もちろん、悪気はないと思いますが、それは本当に相手のためになっているでしょうか。
『心』を無視され続けた子供は、親が喜んでくれるならと、苦しかろうが辛かろうが、一生懸命、親の期待に応えようと頑張ります。
でも、世の中には必ずといっていいほど、上には上がいますよね。学校の勉強でもスポーツでも、年をとればいずれ、挫折する時が来るんです。
その時に、親が「はぁ~、残念だったね。。」と落ち込む。そして、「次は大丈夫!また頑張ろう!!」と、また期待をかける。
その結果、子供はその親の残念がる様子を見る度、自分自身に強い「劣等感」と「罪悪感」を持つという悪いサイクルに陥ってしまうのです。
このサイクルが子供にとってどれほどの苦しみか。。。
それでも子供は、良い子であればあるほど、親に感謝の気持ちがあって、お世話になった恩を返そうとします。期待に応えようと必死に頑張ってしまうんです。
しかし、最終的に、その長年の我慢が「恨み」に変わることもあるので、その点は十分注意してくださいね。我慢の先に待っているのは、恨みや人をいじめる心です。
学校でいじめ加害者になる子どもは、いろんな我慢が積み重なった先の「恨み」の矛先として「いじめ」の行動をとってしまう。もちろん全てが全てとは言いませんが、そういったケースは珍しくありません。
元をたどると今の親も、子どもだった頃に、親に同じように育てられているという背景があります。
親は子供にとっての「光」です。光とは「上機嫌」であり、親自身の生き生きとした明るさのことです。
子供が望んでいることは、親に期待をかけられることではなく、親が幸せな顔、幸せな言葉、幸せな生き方をしている姿を毎日、目にすることですからね。
不幸そうな親に何を言われても、説得力がないですし、それが「幸せの道」ではないことを自分自身の「魂」がわかっています。