小林正観

我の強さを解き放って神様の領域にお任せする【小林正観】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんが尊敬している、小林正観さんの『「我の強い人へ」そこから先は神の領域』というお話をしていきたいと思います。

この世の中には、幸せな人もいれば不幸な人もいます。また、お金持ちの人もいれば貧乏な人もいますよね。

そういった現象を目にした時、「神も仏もいない」とか「神様は平等じゃない」とか、そういった言葉を口にしたくなることもあるでしょう。

ただ、何をどうジタバタしたところで、結局、人間は生まれてから死ぬまで、この人生を生き抜かなければなりません。

その時に、どうせ生きるんだったら「幸せ」に生きたいものですよね。

私が、斎藤一人さんや小林正観さんの学びを通じて、今、一番大切にしている気付きは、「我の強さを解き放って神様にお任せする」という考え方です。

成功している人、お金持ちの人、人生がうまくいっている人を客観的に見てみると、皆、共通して「我」ではなく、「いい気分」「人が喜ぶこと」に焦点を当てています

ここまでの学びは、おそらく、自己啓発やマインドセットを学んでいる方の多くが、すでに知っていることかもしれません。

ところが、多くの人にとって、自分が今、自分のために生きているのか、他人のために生きているのか、その違いというのは、感覚的にはわかりづらいものなんですね。

また、引き寄せの法則を意識していても、「現状に不満があって努力しているのか」、それとも「現状に満足した上で努力しているのか」、今の自分がいい波動で、いい因果を引き寄せられているのか、時に迷うこともあります

だから、「私は家族のために頑張っています」、「社会の役に立ちたくて努力しています」、「将来の老後のためにお金を貯めています」といったような目的を持つ段階までは皆、同じ。

その代わり、「過去・未来」に焦点をあてて、不安や恐怖の『悪い気分』で毎日を生きている人と、「今」に焦点をあてて、満足・安心といった『いい気分』で毎日を過ごす人とで、なぜか、結果に大きな差が生まれるのです。

では、その違いに気付くためには、どういったことに注意が必要なのでしょうか。

理屈では説明が難しい面もありますが、常に、自分のことばかりを考えて努力している人や、過去・未来の概念にとらわれている人は、必ずといっていいほど、心が苦しくなって継続が困難になったり、なぜか、途中で物事がうまくいかなくなってしまいます

つまり、次から次へとトラブルが起きてスムーズにいかない時は、「その道は間違っているよ!」という神様からのメッセージなんですね。

そこで、多くの人は「自我」という我の強さで困難に立ち向かい、苦労を乗り越えようとしてしまうわけです。

しかし、どんなに正しいと思うことであっても、苦労の先に待っているのはさらなる苦労。

幸せの道に進む時というのは、自分がその方向を向いただけでワクワクするものです

それでは、例えば、「会社の売り上げが伸びない状況を何とかしたい!」とか、「癌(ガン)になってしまったから病気と闘って絶対に勝つんだ!」といった考え方はどうでしょうか。

人間の視点では、正しい考え方だからきっとうまくいくはず!と思いますよね。

でも、神的な視点で見ると、明らかに間違っているんです

この場合は、現状に不満があり、悪い気分で、起きた現象を乗り越えようとしているので、この考え方で幸せの道を歩むことはできないでしょう。

冒頭でもお話しましたが、幸せな人生を送る上で、最も大切にしなければならないことは、「我の強さを解き放って神様にお任せする」という考え方です。

一般的には、我が強くなければ、この時代を生き抜いていけない!と言われがちですが、その自我によって、ピンチを招いたりチャンスを逃したりしてしまいます。

その理由は、この宇宙を創造した神様が、「頑固で現状に不満を持ちながら苦しそうに努力をしている人」ではなく、「明るく上機嫌で、いつも笑顔で人に親切にする人」を好むからです

また、宇宙の法則といって、普段、自分が発している言葉や想いが、目には見えなくとも「いい波動」または「悪い波動」として、自分自身に必ず返ってくるようになっているんですね。

こうしたことから、限りなく自我を0にし、限りなく神様にお任せを100に近づけていくことが重要なポイント。

事故や病気に対しても、いちいち「この出来事にはどんな意味があるの?」と問いかける必要はありません。

会社の売上や数字を何とかしようというのも、神様から見れば人間の驕り。

『そこから先は神の領域』

あなたが困難に直面した時、ぜひ、この言葉を思い出すようにしてみてください。

今、目の前にいる人を大切にし、今、目の前のことを大事にしながら生きること

例え、夢や目標が叶わず、自分の意思とは異なる進路を歩むことになったとしても、流れに身を委ねて、あとは神様にお任せする。

そして、「人に喜ばれる存在」となり、そこから先は神の領域と考える

小林正観さんや斎藤一人さんの教えの本質は、自分をゆるし、人をゆるし、神様にお任せしながら「自我の解放」に向かう生き方です。

これが魂の成長には欠かせないと、私は信じています。

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