きくあの法則|幸せな人は知っている3つのキーワード【小林正観】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんが尊敬している小林正観さんの「きくあの法則」というお話をしていきたいと思います。

まず、「き・く・あ」とは何のことかというと、競わない・比べない・争わない。この3つのことを指しています。

ちなみに、これは小林正観さんの造語なので、一般的に知られている言葉ではありません。

日本では学校でも社会でも、人が評価される時は必ずといっていいほど、「き・く・あ」とは真逆の考え方が基準になっています。

要は、周囲の人よりも力をつけて一歩でも二歩でも先を進み、他人よりも抜きんでることで「えらいね」「立派だね」と、そういった評価を受けながら育ってきたのです。

その結果、人との勝負に勝ち続けることが、この競争社会を生き抜き、幸せを手に入れる唯一の道であるという、間違った価値観が定着してしまいました。

もちろん、その道を信じて努力をし、見事に成功を収めた方もいると思いますが、常に上には上がいるもので、どちらかというと、何かと「劣等感」を感じながら過ごしてきた人の方が多いのではないでしょうか。

社会に取り残されないように、落ちこぼれないように、勝つ努力を続けなければならないと。。

でも、本当はそんな努力をしなくても、人間一人一人には価値があるのです

努力は努力でも他人との比較ではなく、今のあなたから一歩、前に前進する努力をしなければなりません。

例えば、「笑顔・口癖・話し方・外見・考え方」など、本を読んで勉強したり、実際に少しずつ経験を積みながら、過去の自分よりも10年単位でちょっとでもましになればいいんですね

慌てず、焦らず、急がず、長期目線でジワーッと小さな改良を続けていけば、どんな人だって確実に成長を遂げることができます。

そもそも、人間は価値があるから生き抜くのではなく、生き抜くことに価値がある。つまり、「こうして今を生き抜いている」というだけで、すでにあなたには価値があるのです。

「人間は生き抜くことに価値がある」「これまで生き抜いてきただけでえらいし立派である」。このことを忘れないでください。

そして、人と競い合って自分のためだけに生きるのではなく、人が喜ぶ顔を見ることに幸せを感じられるように、今の自分から一歩前に足を踏み出すこと

また、人の優しさや好意に対して、素直に「ありがとう」と受け入れ、いつも温かい心で感謝の言葉を使うようにしましょう。

今日、あなたは「き・く・あの法則」を知りました。知った以上は実践あるのみです。

競うこと、比べること、争うことではなく、人が喜ぶ顔を無上の喜びとし、温かい心で素直に感謝の言葉を使う。この生き方こそが、『幸せを手に入れる唯一の道』です。

ただ、時にそういった意識で生活をしていても、「あの人がうらやましいな。。」「周りの皆は何をやっても器用ですごい。。」と、劣等感を感じることがあるかもしれません。

そんな時は、少し視野を広げて違う角度から見てみると、全く異なる解釈をすることが可能です。

例えば、職場ではいつも元気で幸せそうな人であっても、何か家庭の事情で苦労しているかもしれませんし、人には言えないような悩みを抱えていることもあるでしょう。

また、今は若くして成功を収めている人も、ある日突然、事故や病気によって人生が一変することだってありますよね

そういった見方をすると、あなたの人生にも必ずストーリーがあって、もしかしたら長期的に努力を積み重ねることで、最後の最後に、最高の形で一花咲く人生が待っているのかもしれない。

もしくは、自分ではまだ気付いていないだけで、じっくりと過去を振り返ってみると、例えば、「あの時代は苦しかったけど、味方になってくれる仲間が一人でもいて、それによって正負のバランスが保たれていた」ということもあるでしょう。

さらに、過去にいじめを受けた人の場合は、いじめた人を恨むこともできますが、「自分をいじめなかった人」に対して、一度感謝の気持ちを持ってみてください。

これはどういうことかというと、例えば、美味しくないと感じる食べ物と出会った時に、愚痴や不満を漏らす人は、普段おいしいものを食べても、あまり感謝の気持ちを持てない人なんですね

要は、日頃から「影」ではなく「光」に焦点をあてて生きている人は、「どんなことがあっても光の人生を送るんだ!」という覚悟が決まっているのです。

確かに、苦しいこと・悲しいこと・悔しいことと向き合うことは正しいように感じますが、「正しい=幸せ」なら、皆すでに幸せになっているはずです。

理屈通りに考えてうまくいかない時は、「その理屈が必ず間違っている!」ととらえるようにしましょう。

実際のところ、マイナス思考の苦労と向き合った先に待っているのは、さらなる苦労です

幸せに生きるためには、楽しいこと・幸せなこと・気軽なことに目を向けて、日々、そこに意識を向け続ける訓練をしていく必要があります。

つまり、『絶対に幸せな人生を送るんだ!!』という強い覚悟!

これを持つことで、外部から得た知識や情報に右往左往したり、判断がブレて間違った道を迷走することなく、着実に幸せな道を歩むことができるようになるでしょう。




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