お金を人に喜ばれることに使うと流れがよくなる【小林正観】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんが尊敬している、小林正観さんの「貧乏な人こそ100円でも恵むこと☆」というお話をしていきたいと思います。

よく、成功された方が「お金は天下の回りものだよ」という言葉を口にしますが、本当に、お金は一つの所に貯めるよりもどんどん使った方がいいのでしょうか。

小林正観さんいわく、『喜ばれることに使うとお金の流れはよくなる』とのこと。

というのも、「もっとお金に余裕があったら、人のために施してあげられるのに」という考え方だと、今はお金にゆとりがないから、何も施しができていないんだ!という理屈なので、発想としては真逆になってしまうんですね

このことをしっかり理解した上で、現実的に無理のない範囲内で、人に喜ばれるお金の使い方をする必要があります。

ただ、中には、「とにかくお金を使えばいいんだ!」と、自分の欲求を満たすためだけにお金を浪費したり、成功者の高額塾などに何百万ものお金を投資する人もいるようですが、その段階では、まだ人に何も喜ばれていませんよね

おそらく、9割以上の人は、こうした「自己投資」の段階で満足してしまい、そこから先の『奉仕』という考え方にまで、行き着いていないのではないでしょうか。

もちろん、自己満足の趣味を楽しむだけなら、それでもいいと思いますが、本気で「貧乏な人がお金持ちになりたい!」と思って努力するのであれば、奉仕の考え方を身につけなければなりません。

例えば、旅行や買い物で自身の欲求が満たされたのであれば、その内容を身近な人に「共有」して、知識を与えたり経験を伝えたりというアウトプットをする。

また、本を買って勉強したり、塾に入っていい話を聞いたのであれば、今度は自分が「先生」の立場として、まだ自分よりも知識が乏しい人に、一つ一つ丁寧に指導してあげる。

もし、今、とても貧乏で大変な思いをしているのであれば、だからこそ「100円」でもいいので、自分よりも困っている人や貧しい人にお金を恵んでみてみださい。

貧乏な人の特徴としては、「こういう事情があって貧乏なんです」というケースもありますが、それだけではなく、「考え方が得ることに偏っている」ことが、原因になっていることもあります。

「お金が入ってくれば何でもできるのに」と考えるか、「今の自分でも何かできることはないだろうか」と考えるか、このちょっとした差が、人生の明暗を分けるといっても過言ではありません

そもそも、前者と後者では、その人から出ている波動が全く異なりますからね。

では、こういった話を知っても、「いやいや、世の中不況だし、1円単位で節約していて生活が苦しいのに、何で私が100円も寄付しなきゃいけないの?」と、何も行動できない方はどうしたらいいのでしょうか。

この宇宙には目には見えなくとも『波動』というエネルギーがあります。決して、人間の力だけで「魂」と「肉体」が存在しているわけではないんですね。

また、毎日着ている服も、食べ物も、住んでいる家も、全ての物が「自分一人」では生み出すことができないもので、心臓の鼓動や消化機能だって手動で操作しているわけではありません

こういった一つ一つのことに感謝していくと、いかに、これまで自我の力を過信して生きてきたか、その未熟さに気付くことができます。

ちなみに、この話が、今は全く理解ができない人でも大丈夫。そういう人は、いずれ自分自身の経験と感覚によって学ぶことになるでしょう。

人間は、落ちぶれて自分の未熟さに気付いた時、「得ることを考える人生よりも、与えることを考える人生」の方が幸せなのだと、そういった考え方にシフトしていくのです。

例えば、あなたがお腹を空かしている時に、おにぎりが一つだけあったら「全部食べるのが当たり前!」と思って食べますよね。

そんな時に、「お腹が空いて困っている子供」が現れたら、あなたはそのおにぎりを一口でも、その子供に分け与えてあげることができますか?

あなたが神様を信じるかどうかは自由ですが、もし、天の神様がいると仮定してイメージしてみてください。

果たしてその神様は、どんな人を助けてあげたいと思うでしょうか

おそらく、ほんの少しでも、相手のためを思って奉仕をしている人に、何らかの「奇跡」を起こして助けてあげよう!と思うはずです。

だから、あなたがお金持ちになるためには、そういう視点で物事を見て、お金が1,000円入ってきたら900円は自分のために使うとしても、残りの100円は人が喜ぶことに使うことが大事。

例えば、おごられる人よりもおごる人になって、自分よりも困っている人を喜ばせるためにお金を使っていると、いずれ『何倍にもなって』で自分のところへ返ってくるようになります

この原理・原則に気付いた人は、その流れを止めない限り、もうお金に困ることはないでしょう。




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