こんばんは、ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんの一番弟子、柴村恵美子さんの「存在する価値のない人間は一人もいない」というお話を要約し、解説いたします。
まず、魂の成長となる第一歩は、自分を愛することです。
自分よりも他人を愛したいと思うかもしれませんが、まずは自分です。
例えば、今、自分の目の前に、お腹をすかせている人がいるとします。あなたはその人に空腹を満たすものをあげたい。
でも、その時に、あなたが食べ物も何も持ち合わせていなかったら、その人のお腹を満たしてあげることができませんよね。
これは、自分と縁のある人たちに、愛をもって接するときも同じです。自分の中に愛がないと、目の前の、この人に、愛を出せないんです。
もちろん、本当は誰の心にも愛はあるんですよ。
それが、過剰な心配、不安、恐れを持つと、人は、自分の中にある愛を見失ってしまうのです。
しかし、本来は、人は誰でも自分らしく生きれば幸せになれる生き物。
人は皆、一人一人が、神さまの最高傑作なので、あなたは、あなたのままで大丈夫。
あなたは、自分ではない何かにならないとダメなんだ!と誤解していませんか?
中には、周囲の期待に応えなきゃ自分は愛されない!とか、何かができるようにならなきゃ、将来、自分は大変なことになる!と、思い込んでいる人もいます。
でも、幸せで豊かに生きる道は、決して、今あなたが「絶対!」と信じ込んでいる、その道一つだけではありません。
少しだけ視野を広げて、周りを見渡してみると、実は他にもたくさん道はあるのです。
そこに気付かないと、一生懸命がんばっても結果が出ないたびに、「自分は存在する価値のない人間だ!」と、自分を否定してしまうことになるんですね。
しかし、この世の中に、存在する価値のない人間など一人として存在しません。
人間は完璧ではないので、間違いや失敗をしてしまうこともあります。
その代わり、人間は、自分の人生がよりよくなる「知恵」を身につける力、これを授かった上で生まれてきています。
だから、自分が間違いをおかしたからと言って、自分はやっぱりダメな人間なんだと、自分を責めたり、罪悪感を感じてしまう必要はありません。
自分を許せなかったり、受け入れることができなかったりすると、人のことも受け入れることができなくなってしまいますからね。
柴村恵美子さんは、あまり「私はできる」とは思えないそうですが、例え、自分が間違いをしでかしたり、自分の未熟さを見ることがあっても、自分を許す、受け入れることはできるんだそうです。
どんな自分も、ゆるす愛で、自分自身を包みこんであげられるようになった時、目の前にどんな人が現れても、あなたは愛をもって、その人と接することができるようになります。
では、具体的に、どうやったら自分を愛せるようになるのでしょうか。
まずは、焦らないこと。そんなに急に、考え方が変わるわけではありませんからね。
「自分のことを好きになろう!」と強く願う人ほど、その「自我」によって、自己否定が強くなりかねません。
それよりも、『そのままで大丈夫!』と、一日100回唱えることから始めてみてください。
柴村恵美子さんいわく、そのままで大丈夫!は、ひとりさん直伝の魔法の言霊。
柴村恵美子さんは、この言霊を唱えていると、自分を許せない自分のことも、優しく抱きしめて受け入れてくれるような、そんな、大きな愛を感じるんだそうです。
『そのままで大丈夫!そのままで大丈夫!そのままで大丈夫!』
このように、ぜひ、毎日唱えてみてくださいね。
自分を愛するとは、自分をゆるす愛だけではありません。他にも、「自分らしく生きる」ということも愛です。
あなたは、自分自身のことを、どういう人だと思っていますか?あなた自身が、これが自分だ!と思っている自分は、果たして本当の自分ですか?
というのも、実は、これが自分だ!と思っていることが、必ずしもそうではないからです。
例えば、どうせ自分はあれもこれもできなくて、と、自分を否定する言葉をよく口にする人は、幼い頃に、そのままの自分ではダメなんだ、という、自己否定の観念を刷り込まれてきたのです。
いい妻、いい母、いい夫、いい人、いい子、女性らしさ、男性らしさなど、親や周りの人々に、期待された役割を演じようとしている自分のまま、これまで生きてきたのかもしれません。
しかし、それは、自分らしくいきている状態ではないんです。でも、大丈夫。自分らしさを取り戻す方法はあります。
まずは、この質問を通じて、自分自身と対話をしてみてください。
明日で現世の人生が終わってしまうとしたら、何を食べたいですか?お寿司屋さんで、お寿司を一個だけしか食べちゃいけないとしたら何を頼みますか?
なぜ、このような自分との対話が必要かというと、「自分が好きなもの、好きなこと」を知る必要があるからです。
親や周りの人々に、期待された役割を演じようとしているうちに、自分の思いや、自分の気持ちに、自分自身が気づいてあげられなくなった。そういう人が多いです。
だから、今一度、自分の好きなものってなんだろうと、心の声に耳を傾けてみること。
これは、どんなことにも応用できるので、ぜひ、やってみてください。これは、本当に自分が食べたいものだろうか、これは、本当に自分が着たい洋服だろうか。
ちなみに、柴村恵美子さんは、ひとりさんと知り合ったころ、こういったことをよく言われたんだそうです。
「今、言ったことは本当かい?本当は何がやりたいの?本当に自分がやりたいことをやりな。どんどんやりな。」
それで、柴村恵美子さんは、自分のやりたいこと、好きなことをやってこれたのです。
実は、もともと、柴村恵美子さんは、事業家になりたかったわけではなく、ひとりさんと知り合った頃は歌手になりたかったんだとか。
あなたもきっと、本当の自分と出会うことができるはずです。