こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは「億万長者になった人の考え方」についてのお話です。
斎藤一人さんのお弟子さんは、ひとりさんと出会って事業を始め、ひとりさんと同じように億万長者になることができました。
お弟子さんとしては、「みんなも億万長者なれるよ!私もなれたんだから」と言いたくなりますよね。
でも、ひとりさんは「それは違うんだよ」とおっしゃっています。
実は、当時ひとりさんの話を聞いた人はたくさんいましたが、その中で、本当に心からひとりさんの話が楽しい、面白いと思った人だけが成功したんですね。
つまり、苦しい思いをしながら必死に頑張って努力した人が、成功してお金持ちになったわけではないということ。
この話には少し語弊があるかもしれませんが、この世の中には一生懸命仕事をしている人は大勢います。
しかし、どんな理由があろうとも、苦痛に顔を歪めながら心苦しく仕事をしている人は、どうしても成功から遠ざかってしまうのです。
こういう話をすると「でも、仕事って大変なものだし、楽しく働くなんてそんな甘い考えで仕事が務まるわけないでしょ?」と、ほとんどの人は言います。
なぜ、多くの人がそういう考え方になってしまうのでしょうか。
冷静に現実を客観視してみてください。
例えば、パチンコでも麻雀でもそうですが、あなたが没頭している趣味を楽しむ時は、寝る時間を忘れてまで一生懸命やりますよね。
もしかしたら、四六時中そのことを考えている人もいるでしょう。
逆に、仕事を責任感のみで真面目に頑張っている人は、勤務中の時間が5分10分でもとても長く感じ、心も体も重くなってくる感覚を日々、感じているのではないでしょうか。
この現実を冷静にとらえると、「楽しい=やる気がない」ではなく「楽しい=やる気が出る」となります。
また、真面目に頑張っている人は上から評価されるかもしれませんが、楽しさがなければ、成功からは遠い存在になってしまいます。
つまり、斎藤一人さんの教えは、楽しいからこそワクワクして夢中になって成功するというものなんです。
世間一般の教えは、苦しくても真面目に頑張って辛抱して社会人として立派になるというものですよね。
これは親や先生から受けた教育によって、人それぞれ価値観が異なるものですし、もしかしたら正しい道は後者の人なのかもしれません。
ただ、正しい道を歩んできた人が、会社でストレスを抱えて引きこもって「不幸な人生」を送っているなら、それは明らかにおかしい状況だと思いませんか?
もちろん、毎日明るくて笑顔の公務員やサラリーマンもたくさんいると思います。
でも、これだけ豊かになった日本で、苦しそうに生きている人が多いのも事実ですよね。
だから、例えば、会社員を続けるにしても、趣味でも副業でも何でもいいので、時間を忘れて夢中になれるもの、土日をフルに使って楽しめるもの、そういった幸せの時間帯を少しでも増やしていく必要があるのです。
斎藤一人さんのお弟子さんである柴村恵美子さんも、最初から事業家になりたかったわけではありません。
ひとりさんのことが大好きで、ひとりさんの教えを実践していく中で、事業に没頭し、億万長者になり、そこから様々な道が開けてきました。
「今、たった一つ、ワクワクできるもの」があればこそ、もう一つ、二つ、三つと、未来に楽しい展開を広げていくことができます。そういったプラスのサイクルを作っていきましょう。