こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは「困った時の対処法」です。
世の中の困っている人というのは、実は魂の学びをしているだけなんです。これは借金に限った話ではありませんが、悩みを抱えるということは「現実的な答えを出せていない」ということ。
斎藤一人さんは、そういった方に対して「ちゃんと現実を直視しないとダメだよ!」といったような回答をされています。
だから、自己破産するのもそうですし、夫がギャンブルで借金を作ったことに関しても、「どうやったら夫を変えられるか」と悩むのは、現実的な解決法ではないんです。
そもそも、結婚前につき合っていた時から、博打が好きでそういう人だとわかっていたはずですし、そう考えると夫だけでなく「自分にも反省点があること」に気付く必要があります。
その上で、ギャンブル好きで借金を作った夫の性格を直すよりも、離婚届を出して離婚した方が、現実的に幸せな人生へ進む一歩になるかもしれません。
また、知人が借金をしていて、それを何とかしたい!と悩んでいる人に対しても、ひとりさんは「人のことは何ともなりません」とはっきりおっしゃっています。
この回答を聞いた時に、「斎藤一人さんって冷たい人だな」と感じた方もいるでしょうが、これに関しては、「相手の学びを邪魔しないことが一番の親切」ということもあるんですね。
つまり、その人にとっては、借金を抱えたらどうなるのか、お金が無いとどんなことに困るのかを、現世で学んでいる最中なんです。
だから、友達を変えたり、つき合う人を変えることはできますが、さすがに他人の人生を変えることはできません。
それでも、「古くから親しい友人だから何とかしてあげたいんだ!」と、真剣に悩む優しい方もいると思います。
しかし、仮に、その場はあなたの支援によって解決したとしても、その人が「その経験を通じてお金の学びを得る機会」は失われるわけですから、必ず人生のどこかで、また同じような学びをすることになるでしょう。
実は、これと同じような事例で、「あの人を幸せにしてあげたい!」という人にも、同じことがいえます。
お互いが好きで結婚するのは当然のことですが、相手が幸せになるかどうかは本人次第なんです。
どれだけ夫が家にお金を入れようが、どれだけ妻が家事や育児を頑張ろうが、「幸せな人生だなぁ」と感じるか、「不幸な人生だなぁ」と感じるかは、その人自身の感覚ですよね。
だから、この世の中で、何とかできるのは「自分の人生だけ」ということを忘れてはなりません。
もちろん、人の幸せを願い、相手のためを想い、明るく親切にすることはできますので、そういった自分にできることを一生懸命やるようにしましょう。
ただし、それ以上の結果は、他人の人生なので、「何とかしてあげたい!!」という気持ちもわかりますが、人間一人一人の学びが異なることは、ちゃんと理解しておくようにしましょう。