『非常口』今すぐに嫌なことから逃げなさい【斎藤一人】

「嫌なことから逃げてはいけない」。おそらく、過去にこの言葉を親や先生から耳にした人がほとんどだと思います。

私もこの人生を生き抜くためには、多少なりとも無理や我慢を強いられるのが当たり前だと思って生きてきました。

しかし、納税日本一のとんでもない実績を持つあの斎藤一人さんは、「いかなる時も自分に我慢させちゃダメだよ」とおっしゃっているんです。

例えば、仕事に行きたくない時は、心が壊れてしまう前に、仮病を使ってでも休んでリフレッシュし、ブラック企業なら迷わず今すぐにやめてもいいとのこと。

また、なかなかその決断ができない理由は、就職した時に周りから「よかったね!!これからも頑張ってね!」と言われ、その言葉が逃げ道をふさぐ要因になっているからなんだそうです。
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確かに、家族や身の回りの友人に期待されると、新しい環境で自分には合わないなと感じても、「みんなをガッカリさせたくないな・・」って、ついつい我慢をしてしまいますよね。

そうやって追いつめられるうちに、うつ病などの病気になったり、最悪、自殺や過労で命を落とす人もいるのに、それでも「逃げる」という選択肢が頭に浮かんでも決断することが難しい。

なので、斎藤一人さんの場合、周りのみんなが「いい会社に入れてよかったじゃん♪」「これでもう安泰だね♪」と声をかける中で、一人さんだけは、「嫌になったらいつでも辞めていんだよ」という言葉をかけるんだそうです。

この言葉だけを聞くと、これから新しいチャレンジをする人に何でそんな冷や水を浴びせること言うの?って思う方もいるかもしれませんが、このちょっとした『逃げ道を与える言葉』が大事なんです。

もちろん、最初からすぐに辞めるつもりで就職する人はいないと思います。でも、いざとなったら非常口があるって、頭の中にその選択肢があるだけで、少しでも肩の荷が下りた状態で毎日を過ごすことができますからね。
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世間では、「逃げたら負け」「逃げたら人生おしまい」って考え方が、当たり前のように浸透していますが、本当は、逃げた先にも新しい人生があるから大丈夫。

例えば、娘が結婚するとなると、昔は、「二度と家の敷居をまたがない覚悟で嫁ぎなさい」って言われていましたが、逃げ道の非常口を理解している人なら、「嫌になったら帰っておいで^^」と、そういう優しい言葉をかけてあげられるものですよね。

このように、斎藤一人さんの『本当の愛=自由』という教えを忘れずに、どんな時でも心が壊れてしまう前に、「何事も気軽に始め、気軽にやめる、そして、また気軽に始める」。この考え方を大切にしていきましょう。

あなたに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。




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