こんばんは、ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんの「平気で迷惑をかける変な人に構っちゃダメ」というお話について、解説いたします。
以前、商売で「一人勝ちする方法」を解説した音声をご紹介しましたが、今回はその内容に関する注意点になります。
一人勝ちの考え方とは、「周囲の人と協力し合って仲良く商売をやろう!」ではなく、まずは「自分のお店だけでも繁盛させる覚悟」で、今目の前にいるお客さんを喜ばせることに一点集中すること。
そして、その上で周りの人にも、その方法を共有して助けになる!という考え方のことです。
その時に、一つ注意点があります。それは、「いいお客さん」ではない「平気で人に迷惑をかける悪いお客」には、絶対に構っちゃいけない!ということ。
というのも、ひとりさんのお弟子さんや、銀座まるかんの人達はみんな優しくていい人なので、今目の前にいるお客さんのために、一生懸命親切にしてあげますが、お客さんの中には、その優しさにつけこんで図に乗る人もいるんですね。
だから、こちらがせっかく「相手を楽しませてあげよう♪」と明るい話をしても、ずーっと愚痴や不平不満をしゃべり続けてしまう人もいるということ。
ひとりさんいわく、そういう人は「何を言われようが絶対に行動しない人」なんだとか。
例えば、この習慣が大事ですよ!とアドバイスをしても、「でも、効果は薄そうですよね」「それって本当に意味あるの?」といった感じで、全く人の話に聞く耳を持とうとしません。
また、本当にひどいケースになると、「実際にやってみたけどダメだったのよ」と、そういうことをわざわざ言いに来る人もいるんだそうです。
こういった人を相手にしていると、自分達のお店が食い物にされてしまい、次第にこちらのエネルギーが奪われるようになってしまいます。
そうなると、『お店の雰囲気(波動)』も悪くなるので、その人が来る度にどよ~ん!とした空気になってしまうんですね。だから、そういう人には絶対に構ってはいけません。
一度、暗い気持ちにさせられると、お店の人だって、すぐにまた気持ちを切り替えて、次のお客さんに笑顔で接するというのは、なかなか難しくなってきます。
さらに、世の中には、「お客の方が立場は上なんだ!」という未熟な考えを持った人もいて、お店に入ってもダラダラと長い時間居座ったり、最初から何も買う気がないのに、相手からエネルギーを奪うために来る人も一定数いるので十分注意しましょう。
そういう人に対しては、本攻撃といって「次来る時は、この本を5回読んでから来てくださいね」と言って、その本を読まなければ何も対応できません!という姿勢で、毅然とした対応をとる必要があります。
そうすると、ほとんどの人は「行動したくない人」ですから、もう二度と来なくなります。おそらく、また別のお店に行ってグチグチと文句を垂れるのでしょう。
ただ、本当に優しい人だと、悪いお客であっても追い出すことができず、自分が犠牲になってでも「どんなお客さんに対しても親切にしたいんです!」と思う方もいるかもしれません。
しかし、悪い客は他にも行くところがありますが、そこのお店で働いている社員は、毎日生活費のためにそこで仕事をしなければならないんです。
それに、お店には「活気」というエネルギーがあります。
その活気というエネルギーが奪われ、お店の雰囲気(波動)が著しく悪くなってしまったら、本当にそのお店が潰れてしまうリスクだってあるのです。
つまり、斎藤一人さんが一人勝ちのテープを通じて伝えたかったことというのは、大前提として「いいお客さん」を喜ばせてあげなさい!という意味のことをいっています。
ちゃんとしたまともなお客さんを喜ばせ、それと同時に、どうしても出てきてしまう「悪いお客」を排除する。
この2つを必ずやらなければ、商いを続けていくことはできません。
ひとりさんが「癌細胞を育ててどうするんだ!!」と、厳しい表現を使うということは、それだけこのことが商人にとって重要であるということです。ぜひ、参考にしてみてください。