こんばんは、ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんの「私が半年に1回しか会社に行かない理由」というお話について、解説いたします。
斎藤一人さんの銀座まるかんのように、お店の経営を始めると、最初はどんな人を雇用したらいいのかがわからなかったり、雇った人が何か問題を起こすようなケースも当然出てきますよね。
そこで、雇う側としては、その人の履歴書や人間性をしっかりと見極めるわけですが、それでも、いざ雇ってみると、口ばかり達者で怠け者とかそういうこともあります。
ひとりさんいわく、5回も6回もそういった失敗をしていると、嫌でも「人相」が見れるようになってくるとのこと。
そもそも、一般的な視点としては、なるべく「能力がある人を集めればいい」と思いますよね。
もちろん、高学歴で優秀な人材が入社してくれれば、それが一番という考え方は間違いではありません。
ただ、もう一つ必要な要素が「性格」です。能力があって性格のいい働き者。そういった人を集めなければダメなんですね。その人数は少数で構いません。
ひとりさんは銀座まるかんの創業者ですが、半年に1回しか会社に行かないんだそうです。
それでも利益を出し続けられる理由は、能力があって性格のいい働き者の集団が揃っているからです。
ほとんどの会社では、誰かが監視していないと怠け者の社員が出てくるものですよね。
そういう人にいくら能力があるといっても、会社に必要な人材とはいえません。
ここで一つ問題となるのが、斎藤一人さんが教える「働き者集団」と「ブラック企業」を一緒に考えて、勘違いしてしまう人がいるという点。
ブラック企業というのは、労働基準を超過して働かされる人が会社に対して使う言葉ですが、働き者集団というのは、仕事が好きで自ら意思を持って、率先して何時間も働く人のこと。
つまり、ひとりさんがおっしゃっている「10人でできることを7人でやれば売り上げが伸びる」という少数精鋭式の話は、能力があって性格のいい働き者集団のことを指しているのです。
それを見極めるコツとしては、最初に少し厳しい環境で働いてもらって、元気に働くか、苦しそうに働くか、数日で辞めるかをちゃんと見なければなりません。
働き者というのは、仕事が好きなので働いていると元気です。一方、例え仕事についてこれる人であっても、仕事が嫌で働いている人は、病気になって休みが多かったり、監視をしていないとすぐに怠けたり、会社に不平不満を漏らしたりする傾向にあります。
これが逆に、働き者の人がのんびりとした会社に入社すると、「もっとゆっくり働いていいよ」と言われて、一生懸命働くことで怒られるような環境もあるんですね。
だから、働き者の人は銀座まるかんのような会社で働くのが一番幸せな環境ですし、怠け者の人は、同じような考え方を持った会社で働くのが一番幸せな環境。
もちろん、労働基準法に反したブラック企業が存在するのは問題ですよ。
ただ、本当に仕事が好きで働き者の人というのは、働いている時が一番元気で幸せなんです。