お客さんがお店に3度来たくなる七五三の定理【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんの「お客がお店に3度来たくなる魔法のテクニック」というお話について、解説いたします。

今回は「七五三の定理」という仕事の話になります。お店の売り上げが倍になる話です。

初めて行くお店というのは、お客さんの立場からすると、そこがいいお店なのか悪いお店なのか、そこで初めて評価することになります。

その時に、「3度同じお客さんが来たら常連客になる」というのがひとりさんの教えです。

そして、5回来たら長いお付き合いになり、さらに7回来たら一生どころか、その子供まで連れてくるぐらいの関係性になるわけです。これが七五三の定理の基本的な考え方。

だから、まずは3回をクリアする必要があります。そのためには、一度目に訪問してきたお客さんに対して、すぐに物を売らないこと

というのも、まだ相手とは信頼関係が築けていない状態ので、ちゃんとその時にお客さんを満足させた上で、次もまた来てもらうようなコミュニケーションをとらなければならないんですね。

例えば、「この化粧品は継続しないと効果が出ないので、何週間か使ったらまた来てくださいね♪」といった形で、定期的に訪問してもらえるような工夫をする必要があるのです。

今すぐにはお渡しができない写真などの場合は、「一週間以内に取りにきてくださいね!」と言えば、2度目の訪問の機会を作ることができます

さらに、次来た時は「無料でまゆげカットか何かのサービスをしてあげるよ♪」といって3回来てもらえたら、もうそれで「七五三の定理」が働いて、5回目も7回目も来てくれるようになるということです。

このように、いかに一回でも多く足を運んでもらえるかどうか、ここに売り上げを増やすポイントがつまっているのです。

要は、売り込むのではなくて、いかにお客さんが気持ちよく「次もまた来店したい!」と思えるような接客ができるかどうか。

お客さんは、当然、お店の人が商売で接客をしていることはわかっていますが、それでも人間というのは、親切に優しくしてくれたら嬉しいものです。

ここに来れば、普段使っている愛用の化粧品が買えるだけでなく、店員と楽しい会話ができる、面白い話が聞ける、無料で他のサービスも受けられるなど、お客さんはそういった付加価値に魅力を感じます。

一方で、商品の裏に書いてあるような内容を淡々と説明して、それで「買いたければ買ってくださいね!」と言わんばかりの顔をしている人もいますが、あなたは、そのお店にもう一度行きたいと思いますか?思わないですよね。

また、とにかく熱心に売り込んで、何が何でも今すぐに買ってもらうことを最優先する人もいますが、そのやり方でお店の売り上げを倍にするのは困難です。

なぜなら、リピーターを増やすのも大変ですが、新規のお客さんをとり続けることはもっとハードルが高いからです

つまり、今、目の前にいるお客さんに対して何ができるのか。そこに一点集中しなければ、「口コミ」でいい評判が広まることも、家族・友人・知人を連れて再度訪問してくれることもないということ。

もちろん、七五三の定理が他のお店で働いていることもありますが、それでも、自分のお店に3度訪問してもらえれば、自分のお店でも七五三の定理を構築することは可能です




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