こんばんは、ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんの「力があるのに出し切らない人の運勢は悪くなる」というお話について、解説いたします。
なぜ人は、仕事でも何でも、力を出し切らなければならないのでしょうか。
その理由は、例えば肉体労働をしている人の場合、手を抜いている人の体力は次第に落ち、全力を出している人の体力は強くなるというのがあります。
これを「知恵」という部分に置き換えて考えても同じ。もしかしたら、あなたにはものすごい価値のあるアイディアをいくつも持っているのかもしれません。
しかし、そのアイディアを独り占めしていると、なぜかそのアイディアを生かす機会が来なくなり、新しいひらめきも生まれなくなってしまうのです。
また、この話は日常生活の中でも応用することができます。
本を読んで役に立った、映画を観たら感動した、食事を変えたら健康になった。こういったことを身近な人に「共有(シェア)」していますか?
今はSNSを使って簡単に自分の近況をシェアすることが可能ですよね。実は、こういった行動というのは、無駄のようで無駄ではないんです。
中には、「私は一人が好きだから、自分だけが楽しければそれでいいのよ」という人もいるかもしれませんが、その状況を続けていて苦しくなってくるようであれば、身近な人を喜ばせることを考えなければなりません。
ただ、ここで一つ注意点としては、肉体や知恵という部分では全力を出すことが大切ですが、「心」には多少の余裕を持つ必要があります。
心に余裕がないと、仕事をしていても悲壮感が漂った商品しか開発できなくなりますし、運勢も波動も悪い方向にいってしまう可能性が高いです。
だから、斎藤一人さんの教えで「全力を出しなさい!」というのは、精神を病んでしまうほど無理をして、自分の心を苦しめることではありません。
その辺りの解釈には十分注意するようにしましょう。
また、自分の知恵を出さずに他人の知恵に頼りすぎるのも危険。確かに、よく「成功者の真似をすれば成功するよ♪」という話を耳にしますが、それは何か物事をスタートさせる時の初動だけにして、あとは自力でやることが大事。
他にも、例えば、何か自分が実現したい夢や目標があった時に、いつも占いやスピリチュアルの力に頼っていると、最初はうまくいっても長続きはしないものです。
この現象は、当然といえば当然のことだと思います。魂を成長させることが人間が生まれてきた目的ですから、人に頼ってばかりではそれができません。
神様は、人間になぜ「知恵」を与えているのか。それは、自分自身の頭でちゃんと考えて、何度も改良しながら行動する。それが魂の成長につながるからです。
それを人の力に依存・執着して、自分の知恵を出し切らない人に対して天の神が味方をするでしょうか。
こういったことから、まずは、できる限り自力でがんばってみて、その上で、他人の生き方や考え方を参考にするようにしましょう。