こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは、「あなたが感じている短所は宝物だよ」というお話です。
ひとりさんいわく、人間は誰でも才能を持っているんだそうです。
例え自分では、ずっと短所と思っていたような部分であっても、実はそれが才能であり、その才能を生かす素材はすでに整っているということ。
特に若いうちは、将来の進路のことで悩むことってありますよね。
その時に、「自分は何も長続きしないし、マイペースで周りの人より劣っている」とネガティブに考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、世の中の全ての会社が、バリバリ働いて利益を伸ばし続ける方針で、事業活動をしているわけではありません。
本当に社長や上層部の人間がのんびりしていて、会社全体がそこまでがっつりと利益を追求しているわけではない。そういう会社だってあるんです。
そういう会社の特徴としては、すでに創設から50年100年が経っていて、お得意さんだけ相手にしていることが多いです。
だから、あまり高いモチベーションで仕事をしている人が少なく、無難に生き残っていければそれでいい!という意識で、あまり社員のやる気もありません。
ただ、ひとりさんは「それが悪い!」と言っているわけではなく、むしろ、そういう会社が自分に合っていると思うなら、「それも才能の一つだよ♪」ということをおっしゃっています。
例えば、自分は将来に対して、たいした欲も向上心もなくて、出世したいわけでも、車を買いたいわけでもないとしますよね。
であれば、同じようなモチベーションで仕事をしている会社に勤めることで、あなたの素材を生かすことができるのです。
ここでは、それが正しいか正しくないかの議論をしているわけではありませんよ?あくまで、「今のあなたを最大限に生かす」にはどうしたらいいのかというお話。
また、最初はそういう意識で会社に入っても、少しずつ考え方が変わって、もっとスキルアップしたい!とか、こういう環境で仕事をしたい!と思うなら、それも、あなたが持つ才能であり素材。
逆に考えると、一番いけないことは、自分にないことを望むことです。
だから、学校でいつもヘラヘラしていると先生から怒られますが、そういう人は社会に出てから、明るい営業マンになったり、いつも笑顔で受付の仕事をするようになるのかもしれません。
一方、いつもおとなしくて無口な人であれば、受付は受付でも葬儀屋とか墓石屋の受付もありますし、黙々と作業をすることで評価される仕事に向いているのかもしれませんよね。
つまり、ひとりさんが言いたいことというのは、人に相談ごとをしても、たくさん本を読んでも、最後の最後は、「あなた自身の成功パターンを見つけるしかないんだよ!」ということ。
あなたがどんな素材であっても、調理次第で、美味しくもなるし不味くもなります。