こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは、「自分を許して他人を許す」というお話です。
あなたは、自分の親が許せないとか、会社の上司が許せない、昔自分をいじめた人を許せない、そういう感情になったことはありますか？
人を許すことができると、自分自身の心が幸せで豊かになることはもちろんのこと、健康面においても抜群の効果があります。
「あの人が許せない」と感じている時は、体が力みますよね。体が力むと血流が悪くなります。血流が悪くなると、全ての不調の要因になってしまうんです。
なので、相手を許すことは二の次三の次で構いません。第一優先は、自分の心に存在している「ゆるせない」という気持ちをほぐしていくことです。
というのも、他人を許せないと強く感じる人は、実は、自分に対しても厳しくて、自分のことを許せない傾向にあるんですね。
自分のことを許せないってどういうこと？って思うかもしれませんが、多くの人が、日々ありとあらゆる側面から、自分の人生に対して「厳しい目」を向けてしまっているのです。
それは例えば、自分の性格が許せないとか、外見が許せない、過去の失敗が許せないなど、自分のことを許せずに、嫌ってしまうという状態なんですね。
では、そういう「許せない!!」の感情を持ち続けると、この人生でどんな弊害が生まれるのでしょうか。
まず、「健康面」で問題が出てきます。考え方と健康は、密接な関係にあるんです。
例えば、人を許せない状態が続くと、体の力みによって血流が悪くなるだけでなく、交感神経が活発になるので体が硬直してしまい、それが様々な不調の原因につながってきます。
なので、よく肩や首が凝ったり頭が痛くなったりする人は、仕事の頑張りすぎもあるとは思いますが、場合によっては、周りに誰か「許せない人」がいるのかもしれません。
中には、テレビを見ている時に「あの政治家が悪い!!」「この人もあの人もダメだ！」と、そういう考え方ばかりをしている人もいるでしょう。
その結果、さらに体の硬直が進むわけですが、本来であれば、もっと気軽に自分に対して「優しい目」を持った方がいいんです。
毎日お酒を飲めば、一時的に体の硬直が緩んで、健康状態が良くなったように思うかもしれませんが、そもそもの原因があなたの「考え方」にあるわけですから、根本的な解決にはなりません。
どうしても考え方を変えられない時は、下記の斎藤一人さんの教え（3ステップ）を参考にしながら「言霊の力」を使って、ちょっとずつ考え方を修正してみてください。
①まずは、全ての問題が自分自身にあるということを理解すること。
②その次に、だからといって「自分を責める」のではなく、「自分を許します」と毎日何回も口にすること。
③それでも許せなければ、「許したくても許せない自分を許します」と、どんな展開になっても、ずーっとこの口癖を貫くこと。
失敗して恥をかいた時も、イライラして暴言を吐いてしまった時も、それでも、自分を許すところが幸せの道に向かうスタート地点です。
ただ、この世の中は法治国家ですから、決して許されない行動もあるので、もちろん「法律を守る」ことを前提とした上での話ですよ。
自分を許すことができれば、人のことも許せるようになります。これは、実際にやってみるとすぐにわかると思います。もちろん、長い時間を要するケースもあるでしょう。
決して焦らず、5年前10年前の自分よりも、少しでも凝り固まった心が緩んでいれば、それだけでokです！あなたの魂は着実に成長を遂げています。
自分を許すと、こんなにも心が明るくなり軽くなるものなのかと、そう「気づく瞬間」が必ず訪れるはずです。そして、他人に対しての見方も自然と変化していきます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。感謝してます。