お釈迦様の教え「天上天下唯我独尊」について【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日の斎藤一人さんの教えは、お釈迦様の「天にも地にも我より偉い人はいない」という言葉についてのお話です。

過去にお釈迦様が、天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)という言葉を残しました。

何だか難しそうな言葉ですよね。でも、そこまで難しい内容ではありません。

お釈迦様は、生まれてから7歩歩き、上を指して「天上天下唯我独尊」とおっしゃった。これを訳したものが、「天にも地にも我より偉い者はいない」という言葉になります。

生まれてすぐに、「天にも地にも我より偉い者はいないんだ」なんて、本当にすごいことを言いますよね。びっくりです。

では一体、これはどういう意味なのでしょうか?意味はとても簡単ですが、実はそこには深い意味があります。

ちなみに、お酒を飲みながら「俺は偉いんだぞ!俺を誰だと思ってる」と、下の人間に威張り散らしてる人と一緒にしてはいけませんよ?(笑)

お釈迦様が口にするぐらいですから、威張りたいから使った言葉ではないことは間違いありません。

まず、人間というのは、褒めたい人よりも褒められたい人の方が多いんですね。

その時に、最初に一回だけ、この世の中で自分が一番偉いんだ!と、そう口にして、それを心で思っていると、人から褒めてほしいとは思わなくなるんです。

誰だって、自分よりもたいした偉くない人間から褒めてもらいたいとは思いませんからね。

なぜ、そこに気付かなければならないのか。その理由は、人間は褒める人生を送った方が幸せになれるからです

例えば、斎藤一人さんの場合、過去に出版された本のタイトルで「変な人が書いた成功法則」というものがありますが、これは何でだと思いますか?

人間が立派に生きて、褒められる人生を送るというのは極めて大変なことだからです。

だから、最初から「変な人ですから勘弁してください」という姿勢でいるんです。つまり、ひとりさんは、褒められたいという気持ちで本を書いているわけではないということ。

「天上天下唯我独尊」が心の中にあると、心が楽になり、人間関係においても、相手の意見に対して「そうだよね、わかるよ」と、肯定することができるようになります。

一方、何でも相手を否定する人というのは、常に「人から褒めてもらうこと」を意識している。要は、自分のことを一番に考えて、他人のことは受け入れたくないという傲慢な自我ですよね。

だから、自分を褒めてくれる人がいないと、不安になってしょうがない状態になり、けなされると落ち込んで褒められると喜ぶ。

でも、本当は、我より偉いものはいないわけですから、我より偉くない人に褒めてもらおうとか思う必要はありません。

そういう解釈をしてもらうために、お釈迦様は「天上天下唯我独尊」という言葉を使ったのでしょう。

ひとりさんいわく、我より偉い者はいないと思って修行をする人間は、誰に対しても慈しみの心を持っているとのこと。

とてもシンプルな教えですが、深い意味があるので、これを理解しているかどうかは大きいと思います。ぜひ参考にしてみてください。




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