奇跡の起こし方|アスファルトをめくる雑草の話【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんの「頭のいい人にはなぜか奇跡が起きない」というお話について、解説いたします。

ひとりさんは、これまでにたくさん奇跡を起こし、人が奇跡を起こすところも、幾度となく見てきました。

ただ、一般的に「奇跡」というのは、めったに起きないものとしてとらえる人がほとんどだと思います。しょっちゅう起きていたら奇跡ではありませんよね。

また、奇跡を起こした人を見ても、その人の生き方を学ばずに「偶然」で片づけてしまう人の方が多いのかもしれません。

しかし、斎藤一人さんの場合、中学にもほとんど行かず病気ばかりしていたにも関わらず、「12年連続で納税額ベスト10」という驚異の快挙を成し遂げました

『一度ではなく、何度でも再現できる』。これがひとりさんにとっての奇跡なのです。

さらに、9人のお弟子さん達も皆、事業家として成功し、億万長者になることができました。もちろん、これも奇跡だと思います。

では、なぜ世の中の人は、毎日仕事を頑張って、一生懸命努力をしているにも関わらず、奇跡を起こすことができないのでしょうか。

その理由は「頭がいいから」です。ひとりさんいわく「頭のいい人には奇跡が起きない」とのこと。驚きの回答ですよね。

ただ、ここで言っている「頭のいい人」というのは、知恵や賢さなど、そういった頭の良し悪しのことを言っているわけではありません

実は、ノウハウやテクニック論の前に、忘れてはならない大事な要素があるのです。

例えば、道を歩いていると、雑草やたんぽぽが、あの硬いアスファルトの隙間から顔を出していることがありますよね。

多くの人は、その過程を理論や理屈で考え、どうやったら人工物でそれを再現できるかを考えます

しかし、どんなに研究してもそれができないんですね。なぜできないのかというと、大半の人は「奇跡の存在」を信じていないから。

つまり、9割の人は、この地球も自然も人間も、全ては科学的に証明できるものでなければ、「目には見えない奇跡」など、存在しないのと同じだ!と思っているんですね

でも、草や花はそんなものは習ったことがないけど、長い時間をかけてじーっくりと、少しずつ成長していくわけです。だから「奇跡」が起きるのです。

もし、あなたの夢や目標が、まだ何一つ開花していないのであれば、まずは、自分がツイてる人間であること、そして奇跡を起こすことが可能であることを、ちゃんと理解する必要があります。

どんなに弱い力であっても、小さい力であっても、「自分はツイてるんだ!」と信じて、今の仕事を焦らず時間をかけて、ジワジワと最大で無限の力を出し尽くす。

例えば、化粧品を売る時に、スタイル抜群できれいな女性よりも、顔にあざがあって太っている人の方が、大差で売り上げを伸ばしたとなれば、普通に考えるとこれは「奇跡」ですよね。

さらに、その人自身まで痩せて美しくなってくるなど、そういった「奇跡の連鎖」も起こるようになるのです。

ただし、一気に無理な努力をしてはダメですよ。先ほども言ったように、アスファルトの隙間から雑草が出てくる過程で、いきなり力を加えてもグチャッ!と潰れてしまうだけですからね。

今のあなたにできることを、「本当に弱くて小さな力」で構わないので、奇跡を信じて続けてみてください。

一つの目的に向かう道のりの中で、何度も失敗し、時に挫折し、幾度となくやり方を変え、考え方を改良し、そうやってジワーッ!と時間をかけながら、微差の追求を継続すること。

そうすることで、いずれあなたにも、何らかの奇跡が起きるようになるでしょう。




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