こんにちは、ツイてる坊主です。
今日は、銀座まるかん創業者であり、日本一の大実業家として知られる斎藤一人さんの「覚悟の話」を解説したいと思います。
ひとりさんは講演や著書を通じて、豊かさと幸せを同時に実現するコツを惜しみなく語り続けてきました。
ここにまとめる内容は、私自身が何度も聞き返し、実践し、効果を実感している珠玉のエッセンスです。
百回聞くつもりで繰り返し学ぶ中で、徐々に心と行動が変わっていくでしょう。
お釈迦様は難行苦行を経て「悩みはなくならない」と悟った
斎藤一人さんは「人間から悩みが完全に消えることはない」とおっしゃっています。
というのも、お釈迦様でさえ、断食や滝行を重ねても悩みを根絶することはできませんでした。
そこで、ひとりさんは、「悩みを消そうとする努力そのものが無駄である」と説いたのです。
大切なのは、悩みを抱えたままでも、何一つ悩みを抱えていないような"穏やかな表情"で日々を送ること。
悩みの存在を許し、心の中で静かに受け止める姿勢が、結果として自分も周囲も安心させる人生になると、ひとりさんは教えてくれました。
天国言葉の効果は考えず「たんたんと唱え続ける」のがポイント
「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽しい」「幸せ」「感謝してます」「ありがとう」「ゆるします」。
ひとりさんが勧める天国言葉を口癖にすることで、脳は引き寄せるものを変える必要があると判断し、明るい現実を映し出すようになります。
たとえ心が沈んでいる時でも、まずは「はじめに言葉ありき」という在り方で。天国言葉を唱えること。そうするこで、後から気持ちがついてくるようになるんです。
もし、どうしても否定的な感情が湧いてしまうときは、すぐに天国言葉で上書きするようにしましょう。
前述の通り、その結果として悩みが消えなくても構いません。言葉を整えれば、波動が整い、状況は少しずつ好転していきます。
覚悟を持つことが想像以上の「奇跡」を呼び起こすことになる
天国言葉を覚えて実践していても、たまに地獄言葉を言いたくなることもあると思います。
その時に、大事なキーワードとなるのが「覚悟」です。この覚悟とは、苦しい努力のことを指しているわけではありません。
何か嫌なことがあっても、絶対に地獄言葉を吐かないと腹を決めること。これができるようになった瞬間から、人生は驚くほどスムーズに流れ出します。
世間一般的な覚悟といえば、歯を食いしばって感情を押し殺すことかもしれませんが、ひとりさん流の覚悟は、感情に振り回されないと決めることです。
もちろんケースバイケースではありますが、なるべくストレスを自分の中で消化し、外に出すのは「笑顔」と「優しい言葉」だけにするという覚悟が、周囲に安心感を与え、自分の人生に奇跡を引き寄せるのです。
孔雀明王の修行を習慣化することで「運」が必ず味方してくれる
孔雀は毒蛇や毒虫を食べても美しい羽を輝かせ続けます。
仏教ではその姿を「孔雀明王」として尊び、毒を取り込みながらも毒に染まらない象徴としました。
ひとりさんは「私たちも孔雀明王の修行をしよう」と、おっしゃっていました。
これはどういう意味なのかというと、日常生活で浴びる「批判」や「嫉妬」というのは、毒のようなものなんですね。
でも、それを丸ごと飲み込み、外には美しさと優しさだけを示す練習を続ければ、人間性が磨かれると同時に、運も味方するということ。
苦労知らずに見えるくらい「笑顔」を保てるようになれば、それこそが苦労に負けていない証となります。
無から有を生み出す!無形の価値をフル活用する成功法則とは
商売繁盛の秘訣として、ひとりさんは「お金をかけずに無を活かすこと」を推奨しています。
ラーメン店を例に取れば、極端な話、1円も使わずに売上を伸ばす方法を徹底的に考えるのが第一歩です。
例えば、店内を磨き上げる、味を整える、笑顔で声をかける、手書きのメニューを読みやすく書き直すなど、無料でできる工夫はいくらでもあります。
こうした「無」を最大限に活用し、売上を上げる力を身につけてから、初めて広告費や改装費といった有を投入すると、そのお金が何倍にも生きてくるんだそうです。
なので、お店を開く際は、最初からお金をかけて完璧な状態でスタートしようと考えるのではなく、「細かい掃除」や「笑顔の練習」といった無の使い方を研究してみてください。
これは全員に当てはまるわけではありませんが、若い人が「お金がない」と嘆く一つの理由に、お金の重みを知らないというのがあるんですね。
月に2万円ずつ貯金すれば1年で24万円。10年で240万円。苦労して貯めたお金で小さな店を開けば、その店は宝物に見え、来店してくれたお客さま一人一人に深い感謝が湧いてくるでしょう。
無を活かし切った経験があるからこそ、有を手にしたとき、さらに無を輝かせることができるのです。
幸せに条件をつけず「現状のままで幸せ」に挑戦する勇気☆
サラリーマンや主婦、学生、どんな人でも「あの人が変われば幸せになれる」「これさえ手に入れば満たされる」と考えているうちは、永遠に満足することができません。
ひとりさんは、幸せに条件をつける前に、まずは「現状を一切変えずに、現状のままで幸せにチャレンジしてごらん^^」と教えているんです。
この教えが意味することは、内面が成長しないまま、外部の環境だけを変えても、その先で、再び同じような問題と向き合うことになるということ。
なので、これも状況次第ではありますが、最初は幸せに条件をつけず、今の状況下で内面を豊かさにできないか、可能な限りチャレンジすることが大切です。
たとえば、上司の小言を「部長の滝」と名付け、ありがたい修行として受け取ってみよう♪とか、そういった小さな知恵、小さな工夫でも構いません。
何も手に入れず、誰も変えず、そのままで幸せを感じられるようになった人は、その後、環境を変えてどこへ行くにしても幸せを再現することができるでしょう。ぜひ、一つの考え方として参考にしてみてください。
アイデアが出ない経営者は「脳が怠けている」って本当?
ひとりさんいわく、経営者なのに何もアイデアが出ないというのは、能力の有無というよりも、怠け心で脳が怠けている証拠なんだそうです。
経営者は、頭脳で勝負する頭脳労働者です。あなた自身が千手観音になったイメージで、千の手を出すくらいの気持ちで、知恵を出し続ける必要があります。
そういった自覚を持って、3日以内に5つの改善策を紙に書くと決め、自分に罰を課す覚悟で臨めば、1時間で10個のアイデアが湧いてくるもの。
板前なら料理が上手で当たり前、パーマ屋なら施術が上手で当たり前。その上で、技術に加え、経営を学び、人を育て、税を納め、社会に貢献してこそ本物の経営者です。
怠け心を「頭が悪い」と言い換えてごまかさず、素直に怠け者だと認める勇気が成長を加速させるのです。
斎藤一人さんの「覚悟の話」まとめ!!
斎藤一人さんの教えは、とてもシンプルなものが多いと感じるかもしれません。でも、単純明快こそが成功の秘訣です。
ひとりさんは、お釈迦様を通じて、この世の悩みはなくならないと悟り、天国言葉を唱え、波動を整えて、それを習慣化することに覚悟を決めました。
学歴が中卒でも、大卒の人よりも7年早く社会に出るのだから、商人として「自分の人生は得なんだ」と明るく前向きに捉えたのです。その結果、"納税日本一"という、奇跡とも思えるような現実を引き寄せることになりました。
この覚悟の話を100回ほど聞き、まずは天国言葉を唱える習慣を実践する中で、少しずつ脳の潜在意識に成功脳が浸透し、無から有を生み出す行動の中で、いずれ現実が変わり始めるでしょう。
どうぞ今日から、今回の教えを実践し、あなたた自身が変化を感じたのであれば、周囲の人にも安心と希望を広げる灯台になってくださいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝してます^^