こんにちは、ツイてる坊主です。
本日は「覚悟」に関するお話をしたいと思います。
斎藤一人さんの教えを話していると、たまに「楽観主義」と言われることがあります。
もしかしたら、天国言葉を唱えながら明るいことに焦点を当て、都合の悪いことに対しては見て見ぬふりをしていると思われているのかもしれません。
ただ、私自身としては、斎藤一人さんの教えを楽観主義という見方をしているつもりはありません。
むしろ、都合の悪い嫌なことがあった時こそ『幸せに生きる覚悟』を持って、自らの自由意志を大切にしなければ、楽しく生きていくことは難しいといえます。
例えば、一人さんの場合、子どものころから病弱だったからこそ健康について勉強し、青汁酢(サプリメント)を作り、銀座まるかんという会社をを創業しました。
また、学歴は中卒ですが、高校・大学を出た人よりも7年早く社会に出たんだから得なんだ!という考え方で、明るく前向きに生きてきた方なんですね。
おそらくほとんどの人は、病気を敵対視して戦おうとしたり、学歴にコンプレックスを抱いたり、そうやって心のままに悩んでしまうことが多いと思います。
それで、愚痴や泣き言などの地獄言葉を吐きながら、臭い物には蓋をして未来に希望を持つしかない!と考えがちですが、そういった覚悟の決まっていない状態が楽観主義なのではないでしょうか。
私は斎藤一人さんの教えの中で、一番最初に聞くべき音声というのは「覚悟の話」だと思っています。
youtubeで「斎藤一人 覚悟の話」で検索するとすぐに出てくるかと思うんですが、一人さんのお話の中で「唯一の厳しい内容」になっています。
もし、一人さんが覚悟を持たず、病弱な体であることに不幸を感じ、毎日地獄言葉を使っていたとしたら、銀座まるかんという会社は誕生したでしょうか。
もし、一人さんが勉強嫌いで中学しか出ていないという学歴に、強い劣等感を持ち続けていたら、魅力的なお弟子さん達と出会い、納税日本一の事業家になることができたでしょうか。
スピリチュアルを学んでいる方はご存知かと思いますが、この世には引き寄せの法則というものがあって、今自分が思っていることが未来の現実に反映されるといわれています。
例えば、「中卒だからバカにされるかもしれない」と思っていると、本当にバカにするような人が目の前に現れることになるんですね。
さらに神的な視点でいうと、人間にとってハンデと感じることは、神様からすると「幸せの構成要素」として与えているものなので、病気などのハンデを抱えていたとしても、必ずその要素は幸せに転換することができるんです。
こうした話は、コロナや震災にも応用として同じように考えることができます。
人間の自由意志で覚悟を持つことができない人は、このままコロナが収束しなかったらどうしよう。今日本で大地震が起きたらどうしよう。このように、常に「外の意識」へ焦点を向けてしまう傾向にあります。
これは私がよく『不幸の思考癖』という表現をしているのですが、不幸な人はどんな物事に対しても不幸に考えることが習慣になっていて、自分ではそのことに気づいていないことが多いです。
本来であれば、絶対に自分は幸せな人生を送るぞ!という覚悟のもと、自らの意志で幸せに気持ちを引っ張り、『幸せの思考癖』を大切に創っていかなければなりません。
もちろん、世の中の暗いニュースに一つ一つ目を向けて覚悟を持て!と言っているわけではありませんよ。
そういう意味ではなく、暗い情報を遮断して、明るく生きられるのであればそのままで大丈夫ですが、どうしても不安や恐怖心がなくならない時は、心のままでいるよりも早く覚悟を決めた方が、少しでも気持ちが軽くなるということです。
例えば、コロナに感染したらどうしよう・・・と不安になったら、コロナに感染しても大丈夫なようにできる限りの準備をしておこうと考えます。
もし、今地震が来たらどうしよう・・・と不安になるなら、万が一大地震が来ても大丈夫なように、可能な範囲内で計画的に備蓄を進めていきます。
これは仕事でも健康でも同じことが言えます。本当にポジティブな人というのは、都合の悪い話を避け続ける人ではなく、都合の悪い話を早めに受け入れて、今の自分にできることを明るく考えることができる人です。
なぜ、一人さんはこういった覚悟を大切にしているのか。その理由は、先ほどもお話した「引き寄せの法則」というものが四六時中、自分の人生に大きな影響を与えているからです。
一人さんは、「俺は1分1秒でも長い時間をいい気分で過ごしたいんだ」「地獄言葉を口にする人は、どれだけ損をしているのかを知らない」という言葉を残しています。
また、一人一人の人間が安心の波動を出すかどうかで、当人や身の回りの人の幸せだけでなく、天変地異にも関わってくるんだそうです。
これはどういうことかというと、あまりにも多くの人が不安の波動で生きていると、例えば大地震が来た時に「震度6が震度7になったりする」こともあるということなんですね。
なので、こうして生きていると仕事やお金、人間関係など、あらゆる悩みを感じてしまうわけですが、あまり外の意識に振り回されるのはよくありません。
「心コロコロ」といって、心のままに生きていれば人間は不安や恐怖に引っ張られてしまうようにできているんです。
でも、それが悪い!というわけではなく、その不安感を否定せずにちゃんと受け入れた上で、「こうなったらどうしよう」を「こうなっても大丈夫」に変換し、「~のせいで」を「~のおかげで」に変換する必要があります。
そのためには、覚悟を持つこと。自分自身の意志で幸せに気持ちを引っ張り、幸せの思考癖を身につけていくようにしましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝してます。