『一宮参り』格式の高い神社について解説します【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんの「一宮(いちのみや)」というお話について解説いたします。

ご存じの方も多いと思いますが、「一宮参り」というものがあって、ひとりさんは今、全国の一宮を回ろうということをやっているんだそうです。

一宮(いちのみや)というのは、昔、奈良に都があった時に、天皇陛下から任命されて、常陸国(ひたちのくに)の長官など、えらい人が一番最初に挨拶に行く、一番格式の高い神社のこと

また、二宮や三宮もあって、昔は六宮くらいまで回っていたんだとか。

ちなみに、二宮金次郎というのは、二宮から出た人で、二番目に行く神社ということで、昔はとても馴染みが深かったんだそうです。

では、そこに長官が行って何をするのでしょうか。

実は、「この国は素晴らしい国ですよ!」と、歌を作るんですね。

というのも、そもそも神事(かみごと)とは褒め言葉のことなんです

だから、よく自分の地元のことを悪く言う人やけなす人がいますが、本当はそういうことをしてはいけません。

例えば、「東京はごみごみしていて嫌になっちゃうのよ!」と言う人もいますが、東京には東京の神様がいるわけですから、その東京の神様を敵に回すことになります。

それよりも、東京に来ると、手を挙げればすぐにタクシーに乗れるし、フランス料理だって食べられるから、とてもいい所だね♪と褒めること。

こうして、とにかくいいところを口にして、悪いところは言わないようにしましょう

以前、ひとりさんが北海道に行った時、「北海道の冬景色って素晴らしいですね!」と言ったら、「あんたはたまに来るからだよ」って怒られたことがあるんだそうです。

でも、普通に考えて、自分の地元を褒められて怒るっておかしいですよね。自分の地元をけなす人で、そこで幸せに過ごしてる人ってまずいません。

本来であれば、「冬の北海道っていいでしょ?みんなが遊びに来てくれたら、この景色を見せられるんだよね」と、今住んでいる環境を明るく人に伝えることが大事。

そうやって、いつも国や地域を褒める癖をつけていると、人のいいところも褒められるようになってくるものです。

神事とは褒めること。長く自分がそこに住んでいて、一宮に挨拶へ行ったことがない人は、一度参加することで、初めてここに一宮があったんだと、気付くことができます。

もちろん、癒しを求める人が、心を静めることを目的に参加するのもいいと思います

神社には鳥居がありますが、鳥居というのは門ですが、塀がありません。

また、夜になっても閉まるわけではないので、朝早くでも夜遅くでも行くことができます。

さらに、日本の神様は大らかなので、「こういう人は来ちゃいけない」とか、そういう細かいことも言いません。

何千年も守ってくれているものを、自分の肌で感じるというのは楽しいもの。ぜひ、機会があれば、自分のとこの一宮を回ってみてください。




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