ボランティアよりもお金儲けを優先すべき理由【斎藤一人】

みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんから学んだ「ボランティアよりもお金儲けを優先すべき理由」というお話をしたいと思います。

あくまでこの話は、ボランティア活動を行っている人を否定するものではありません。

ボランティア自体は、とても素晴らしい行いですし、そういった慈善活動を行っている魅力的な方々によって、助かっている人がたくさんいるのも事実です。

ただ、「ボランティアなら応援するけど、お金儲けをする人は応援できない!」という風習は、明らかにおかしいといえます。

なぜなら、それは「お金に対する偏見」であり、お金という存在がどんな「価値」を持っているのかを、正しく理解していないからです。

斎藤一人さんは、お金になるかどうかで迷った時は、「お金になる方を選択するのが正しい!」とおっしゃっています。

というのも、『お金になる』という時点で、それだけ「需要」や「要望」があるということですよね。

その商品やサービスに対して、必要としている人が多くいるわけです

つまり、人の役に立つことだったり、人が喜ぶことであれば、それは正当なるお金儲けとして、迷わずお金になる方を選択して構わないということ。

また、経済的な観点から考えても、ボランティアではなく「商売」として営利活動を行うことによって、所得に対する税金を納めることができますよね

これによって、国に納税という形で貢献し、さらに、社員を雇うことによって「雇用の機会」を作ることも可能になります。
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結局のところ、消費税が5%から8%に上昇し、さらに10%へと増税せざるを得ない理由というのも、日本の商売による『税収』だけでは不足しているからです。

このように、広い視野で世の中全体を見渡し、固定概念を持たないように注意しましょう。

少し想像力を持つだけで、「お金儲けは悪だ!」とか「あの社長は偉そうで嫌いだ!」など、そういう一部の人の主張が、いかに低レベルの話であるかに、気付くことができるはずです

もちろん、冒頭でもお話したように、ボランティア活動が悪いといっているわけではありませんよ。

例えば、「とにかくいい本を作りたい」と思って執筆し、無料で小冊子を周囲の人に配っていったとします。

そして、それが口コミで広がり、「とても素晴らしい魅力的な本」として評価され、多くの人に大絶賛されたとしますよね。

その時に、もし、ボランティアから「商売」に移行したら、どういった状況になっていくと思いますか?

本に限らず、本当にいい商品であれば、値段が多少高くてもいいから、どうしても手に入れたい!と思う人だっているでしょう

そうなると、無料で提供していた商品やサービスに対して、3,000円でもいいから売ってほしい!という声が出てくるかもしれません。

そこで、「お金儲けを優先してズルい!」とか、そういう発想になるのは間違いです。

この世の中の仕組みを考えれば、決して「お金儲けをする人」だけが、『得』をするわけではありませんよね。

もちろん、その人が詐欺師であれば問題ですが、「お金自体」を否定的にとらえるのは、勉強不足としかいいようがありません。
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また、今の時代は、値下げだけで生き残っていくのも難しくなってきています。

だから、逆に値段を上げてでも、人に喜んでもらえるような「富裕層向けの商売」を活性化させていかなければなりません。

商売のターゲットを『富裕層のお金持ち』に絞ることで、値下げ競争をしなくても、大きな利益が期待できることもあります。

例えば、ひとりさんの「銀座まるかん」で売られている化粧品やサプリメントは、比較的、値段が高めに設定されていますよね。

その理由は、お金に余裕のある人達を対象にしなければ、一般向けの価格では、「値下げ競争の悪循環」に陥ることを知っているからです

その代わり、物を売るだけでなく、手相・人相を見たり、相談に乗ったり、とにかく無料で様々な付加価値をつけて、何度もお客さんに喜んでもらうことを考えているのです。

つまり、何らかの「ワクワク」や「感動」を与えない限り、値下げ競争だけでお客さんを喜ばせることは難しい!ということ

例えば、デパートやイベントで行われる『まぐろの解体ショー』は、見ているだけで心がときめくものですよね。

いつも通り買い物をして、何の感動もなく帰るだけの一日とは違って、少しでも心が動く時間を提供することができます。

もちろん、そこにいる全ての人が、まぐろを買うわけではないにしろ、無料で感動を与えてもらった人は、いずれ、またその場に行きたいと思うことでしょう
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だから、目先の売り上げを上げるために、「ノウハウ」や「テクニック論」に偏るのは危険。

「今日はこれが安いですよ~」「あれもこれも値引きしますよ~」といった手法だけに固執するのは、明らかにリスクが高いです。

それに、値下げだけがメリットなら、他のお店でもっと安く買えるところを探しますよね。

こうしたことから、常に『改良の手』を止めないことが大事。

あのディズニーランドでさえ、いつもどこかかしら工事中になっていて、常に「創造」「破壊」を繰り返しながら、お客さんに新しい感動を与え続けています

それが、もし、「これでもう完璧!完成したので後は宣伝だけ!」というスタイルになってしまったら、次第に、売り上げは落ちていくことになるでしょう。

結局のところ、何も改良せずに、ただただ値下げ競争を続けていても、その先に待っているのは、会社の倒産・・・。

そうなるよりも、もっと多くの商人が誕生し、グローバルに富裕層向けの商品やサービスが増えていった方が、少しでも景気はよくなるはずです。

人を雇い入れ、お客さんを喜ばせ、世の役に立ち、たくさん税金を納めれば、結局は、皆が助かることになりますからね。




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