『不完璧の話』人は10年かけてましになる【斎藤一人】

こんにちは、ツイてる坊主です。

今日の音声は、「極端に完璧主義を目指すのは良くないよ」というお話です。

誰でも失敗をしたり恥をかいたりするのは嫌なもので、どうせ努力するなら、はっきりとした形で勝って、一番になりたいと思いますよね。

そういう「高い志」を持てばこそ成功することもありますが、いつも完璧を求めていると、苦しくなってしまうこともあります。

斎藤一人さんいわく、「完璧=神の領域」であり、あまりに完璧を求めすぎると、ヤケドをすることにから注意が必要とのこと。

これはどういう意味かというと、神様は、あなたが他人と比較をして、競うことを望んでいないということなんですね。

例えば、プロ野球選手で一流のアスリートが完璧を目指すのは正当な努力のように思いますが、その過程で他人と競争しても、いずれ年をとれば、体が衰えて一番ではいられなくなります。

つまり、人と比較するのではなく、「今の自分から一歩前進すること」に、焦点をあてなければならないということなんです。

10年かけてちょっとだけでもましになればいい。これからは、この考え方を大切にするようにしましょう。

「10年前の自分ではできなかったことが、今の自分にはできている!」きっと、誰にでもそうったものはあるはずです。

例えば、10年前は人前で話せなかったけど、今は堂々と話せているとか、引きこもりだったけどアルバイトができるようになった、ちゃんと挨拶だけでもできるようになったなど、何でも大丈夫です。

とにかく、あなた自身を起点として一歩一歩、小さな前進をすれば神様はマルをくれます。

それが、人と比較して完璧を求めてしまうと、その先に待っているのは強い劣等感だったり、自分を許せない他人を許せないの悪循環だったり、ただただ苦しくなるだけですからね。

日本の教育は、親も先生も「上を目指せ!上を目指せ!」と学歴社会で上を目指すことが正しいと言われています。

しかし、常に時代も変化していますし、必ずといっていいほど上には上がいるんです。

それよりも、逆の視点で考えれば下には下がいる。つまり、そういう人達にあなた自身が今できることをやっていくことが大事なんですね。

自分が知っている知識を人に教えてあげよう、自身の経験談を伝える活動をしよう、貧しい人や障害を持ったに可能な限り寄付をしようなど。

今のあなたにできること、今のあなたの状態から一歩前進すること!!

あの固いコンクリートの隙間からたんぽぽが顔を出すようなイメージで、下から上にジワーッと小さな努力を続ける。

ひとりさんの教えに「微差の追求」「夢は小さく、努力は大きく」という言葉がありますが、常に努力は下から上に、下から上にと、行うものなんだよといわれています。

私も一生懸命努力はしますが、物事を完璧にこなすよりも、楽しくやることを優先して、失敗した時はその失敗を素直に許すようにしたいと思います。




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