こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは、「9割の人は信じられない生まれ変わりと因果」というお話です。
実は、因果というのは、原因があって結果がある。ただこれだけのことです。ここまでは誰でも理解ができること。
しかし、「前世に作った因果が現世に出る」という話になると、9割以上の人にとっては信じがたい話なんですね。
だから本当にこの話は、信じたい人、または信じられる人だけが聞くようにしてください。宗教でも何でもなく、ひとりさんの観点でお伝えしているものですから。
まず、よく人間には前世があるといわれますが、その前世というのは一回だけではありません。人間に生まれ変わること10万回といって、本当に何度も何度も輪廻転生を繰り返しているものなんですね。
何度も生まれ変わるということは、人間の肉体には寿命があっても「魂」には寿命がない、つまり不滅ということになります。
ところが、この現象は立証することが難しいので、幽霊でも守護霊でもご先祖でも、そういった話を持ち出すだけで「怪しい」とか「詐欺師」といった言葉で片づけられてしまうことがほとんど。
ただ、日常生活で、この世の中で起こっている出来事から、人間の生まれ変わりを自分で理解することは可能です。
これはどういうことかというと、例えば、ワイドショーでやってるような「いじめ問題」「パワハラ問題」「殺人事件」など、この世には人を傷つけたり、殺めたり、犯罪を犯すような人っていますよね。
そういった人は、人間界に生まれ変わってきた回数がまだ少ない。要は、「魂の段階(ステージ)」がだいぶ下の層にいる人達なんです。
だから、人間になる前の感覚も残っているため、強い者が弱い者を倒すのは当然のことだ!という考えで、人の心を無視した行動をとってしまいます。
こういった見方をする人は、おそらくほとんどいないと思いますが、この解釈ができると、少しは「人間の生まれ変わり」にも納得できる面もあるのではないでしょうか。
中には、恨みや憎しみの心を持って財産争いをしているような人もいるわけですが、そういった人もまだ魂が未熟で、未熟者同士が魂を成長させるために学んでいるわけです。
ギャンブルでお金を使い果たして困っている人も、困っているように見えて、実は「お金のありがたみを学んでいる」という捉え方をすることができます。
もちろん、だからといって人に迷惑をかけたり、人の命を奪ったりしてもいいというわけではありませんよ。魂が未熟でも悪い行いは許されません。
現世で悪い行いをすると「因果(カルマ)」になって、来世でその因果を刈り取ることになります。刈り取るというのは自分も同じ目に遭うということです。
その代わり、人助け等のいい行いをすれば「達磨(だるま)」となり、来世で今度は自分が人に助けられることになります。
こういった現象を信じることができなくても構いません。この世の面白いところは、輪廻転生を信じていなくても理解していなくても、ちゃんと魂が成長するところ。
人間の肉体に寿命が来て、一旦あの世に戻った時、神様から聞かれることはこの2つだけだといわれています。
『あなたはこの人生を楽しみましたか?人に親切にしましたか?』
この2つだけ。その時に、迷わず「はい」と答えられるように、日々一つでもいい因果、いい種を蒔いて、明るく人に親切にしながら生活していきましょう。