こんばんは、ツイてる坊主です。
本日の斎藤一人さんの教えは「霊魂不滅」に関するお話になります。
人は寿命が来て肉体を失ったとしても、魂は不滅なので消えることができない仕組みになっています。
これを全く信じない人もいれば、納税日本一のひとりさんが言ったことだから信じるという人、自分自身の体験を通じて信じる人もいます。
では、そもそもの話として、この宇宙、地球、人間を作ったのは誰なの?といった時に、天の中心にいる「アメノミナカヌシ様」という神様がいて、その方が作ったといわれています。
その神様から、人間は「分け御霊」といって、一人一人に霊魂を分けてもらっているんですね。
ただし、この物質世界に誕生した以上、人の体は当然、古くなってしまうので、「死」というものがあり、何度も新しく生まれ変わるようになっています。
その時に、過去世で「いい行い」をしたこともあれば、「悪い行い」をしたこともあるわけです。
あなたも今回の人生で、過去を振り返った時に、人に親切にしたこともあれば、傷つけたり冷たくしてしまった記憶もあると思います。
実は、現世で起きた「いいこと」というのは、前世で自分がやったことなんです。また、現世で起きた「悪いこと」というのも、前世で自分がやったことなんですね。
前世といっても、一代前の前世とは限らないので、二代三代前の因果かもしれません。
こういった原因と結果の仕組みは「因果の法則」と呼ばれています。
ちなみに、よく「先祖の報いが子に出る」という言葉がありますが、先祖がやった行いは、先祖自身が生まれ変わった時に出るんです。
要は、先祖の因果を子供が解消できるわけではないので、自分の因果は必ず自分で刈り取らなければなりません。
こういったことをちゃんと理解できる人は、例えば、憎んでいる人がいたとしても、その人に復讐をする必要がないということに気付くことができます。
なぜなら、あなたが悪人に復讐をしなくても、そういった因果から逃げ切ることはできないからです。
むしろ、復讐をしてしまったら、あなた自身がその悪い因果を、刈り取らなければならなくなります。
他にも例えば、あなたが前世で、口うるさい怒ってばかりの上司だったとしますよね。すると、現世では、自分が部下の立場で、そういう上司と出会うことになるんです。
要は、人の足を踏んでる時は痛くなくても、踏まれるとはじめてその痛みがわかるということになります。
なので、嫌なことが起きた時、「これで因果が一つ相殺できてよかった。自分はもう絶対しないぞ!」と決意する必要があります。
そこで、愚痴、不平不満、泣き言、悪口を言ってしまうと、また新たな因果が蓄積されていくことになりますからね。
少しでもいい行いをして、現世での幸せはもちろんのこと、来世につながるような生き方をしていきましょう。