こんばんは、ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんから学んだ『「宵越しの銭は持たない」は単なる浪費家』というお話をしていきたいと思います。
昔は、「宵越しの銭は持たない」という考え方が美徳とされていた時代もありましたが、ひとりさんいわく、今の時代では「浪費家」になってしまうとのこと。
今は、江戸時代のお金の流通が発達していない頃とは違って、流通の「規模」も「仕組み」も大きく変わったため、粋のいいことを言って無駄遣いばかりをしていたら、金銭感覚を疑われてしまいます。
それに、「あの世にお金は持っていけない」といって、お金を持つことに否定的な主張をする人もいますが、現実的に考えると、病気などでお金が必要になった時に助かりますよね。
斎藤一人さんも、人から「そんなにお金を貯めてどうするんですか?」と聞かれることがあるそうですが、それに対しては、「相続税とか国のために使われるのでしょう」とおっしゃっています。
だから、自分のためにも周りのためにも、お金に対して肯定的に考えなければなりません。お金を否定して、威勢の悪いことを言っていたらダメ。
そもそも、老後の生活を想像してみればわかるように、お金を持っていれば、お金持ちのまま安心して死ぬことができますし、お金に余裕がなければ、お金の心配をしたまま死ぬことになります。
あなたは、どちらの状態で、「人生のフィナーレ」を迎えたいでしょうか。
もし、前者の考えであれば、なるべく生きている間は、しっかりと稼いでお金を貯めておくようにしましょう。
正当な努力でお金持ちになった人は、幸せで豊かな生活を送ることができます。
一方、人の役に立たずに、間違った努力でお金持ちになった人は、必ずといっていいほど苦しい生活を送ることになるんですね。
それが理解できずに、偏見の目で「お金を持っている人は悪だ!」と言っている人は、あまりにも勉強が不足しています。
「宇宙の法則」や「神様」を信じないのは自由ですが、この世の『万物』が人間の力だけで創造できると思いますか?その傲慢な驕りが、あなたの人生を不幸にしていませんか?
食べ物や自然と同じように、『お金』という存在や仕組みも、神様が作ってくれた最高の知恵です。
「家族」や「友情」と同じように、お金も共に大切にすべきものなので、「お金よりも」というのは間違い。
「お金よりも」「お金なんか」「お金があっても」というのは、お金の悪口になるので、あなたが悪く言って、嫌っている相手から好かれることは絶対にありません。
豊かな生活を送りたいと思うのであれば、そういった言葉は一切使わないこと。
また、こういった話をすると、「でも、お金を持ったことで横柄な態度になったり、浪費したり、甘えたり、詐欺を犯すような奴だっているじゃないか!」という人もいます。
でも、それって、「お金に罪」があるわけではありませんよね。お金自体は何も悪くないし、汚いものでもない。
あくまで、お金を使う人間の心が、良くも悪くも、様々な状況や出来事を生み出すわけで、お金そのものの価値が変わるわけではありません。
こういったことを一つ一つ学んでいくと、斎藤一人さんの教えに対しても、素直に受け入れられるようになるのではないでしょうか。
ここからは、お金持ちになるために大切な「3つの行動」をお伝えしたいと思います。
①お金持ちになる方法は、基本的には『仕事』をすることが一番。
まずは目標を立て、その目標をクリアするために、一生懸命、微差の追求を繰り返しながら、改良を積み重ねる。
そして、人の役に立って喜んでもらった分が「収入」として入ってくる。このように、とてもシンプルな仕組みになっています。
そこで、最も重要なポイントとなるのは、仕事を好きになれるかどうか。どうやったら楽しく仕事ができるのか。
自分なりに「知恵」を追求していく必要があります。
日々、神様が人間に与えてくれた知恵を出し続けるようにしましょう
このように、一般的な考え方ではありますが、「仕事をすることで収入を得て、その中の1割でも毎月貯金に回す」という行動が大事。
②次に、『お金に好かれる』ために、必要な習慣を作っていくこと。
お金に好かれるためには、先ほどもお話したように「お金の悪口を言わないこと」が大前提となります。
その上で、ひとりさんの教えでは、下記のような「習慣」が大切といわれています。
・トイレ掃除をして常にふたを閉めておく
・お札の向きを揃えて財布に入れる
・1円玉が落ちていたら拾って助ける
・お金が出ていく時も「ありがとう」と言う
・部屋にある不要な物を捨てて掃除・整理する
こういった行動習慣を作ることで、お金に好かれると同時に、あなた自身からいい波動が出るようになるので、「ツキ」も「運勢」も「結果」も伴いやすくなります。
③最後に、一分一秒でも多く『いい気分』でいる時間帯を増やすこと。
個人的には、この3つ目の考え方を最も大切にしています。
確かに、現実的に仕事をしなければお金は入ってきませんし、お金に好かれなければ手元にお金が残らないというのは事実です。
ところが、この世の中には、同じような努力をしていても、豊かで幸せになる人もいれば、何をやってもうまくいかない人もいますよね。
その違いというのが、「いい気分」で努力するか、「悪い気分」で努力するかの差なんです。
これは『引き寄せの法則』といって、あなたが今、思っていることが現実として反映される!という考え方になります。
例えば、「今月も生活費がギリギリだし、もうこんな生活うんざり!」と思って働いている人と、「働き口があるだけありがたいな♪月に100円だけでも募金しよう☆」と思って働いている人とでは、ありとあらゆる面で、起きる現象に違いが出るのです。
これは、本当に信じられる方が少ないので、こういった「目には見えない真理」を信じられる方だけでも、ぜひ、実践して頂けたら幸いです。
他にも様々な考え方がありますが、今回は、お金持ちになるための大切な行動を3つだけご紹介させて頂きました。
それでも、「私は宵越しの銭は持たない!」と思う方もいると思いますが、それはそれで、個人の自由ですから構いません。
ただ、神様が全ての人間に、平等にお金を与える仕組みを作らなかった理由は、お金を通じて人間が魂を成長させるためです。
だから、お金に否定的な考え方を持つ人、遺産相続で醜い争いをする人、無駄遣いをして浪費癖のある人など、こういった人は、まだ魂の成長段階が未熟なんですね。
何度も何度も生まれ変わる中で、現世では理解できなかったことも、少しずつ理解できるようになっていきます。