『寺田本家のお酒』寺田さんとの思い出について【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

本日の斎藤一人さんの教えは「喫茶店で出会った寺田さん」についてのお話です。

このお話は、過去にひとりさんがある喫茶店で出会った酒蔵屋の寺田さんという方について語っている音声になります。

人生、出会いがあれば別れもありますが、ひとりさんにとって寺田さんとの出会いというのは、とても大きなものだったようですね。

普段、ひとりさんはどこへ行くにしても名前を言わず、言った時は再度そこには行かないんだそうですが、寺田さんと出会った時は名前を言った後も通うようになりました。何かこうインスピレーションのようなものを感じたのでしょう。

それから深い仲に発展していったということですから、間違いなくこれは必然的な縁だったのでしょうね

この寺田さんのいいところは人に弱みを見せられるところです。ほとんどの人は大人になると弱みを隠したがるものですが、寺田さんは素直に人に弱みを見せることができます。

「寺田本家」というのは酒蔵(さかぐら)としてとても有名ですよね。ただ、当時はだんだん日本酒が売れなくなってきてい寺田さんは非常に悩んでいました。

そこでひとりさんは、「寺田本家を日本一の酒蔵屋にしよう!」と声をかけ、寺田さんに協力することになります。

本当にひとりさんって親切ですよね。せっかくいい商品なのだから小冊子を作って、寺田本家のお酒の良さをお客さんに広めようと働きかけたんです。

他にも、これだけ一生懸命やってる会社が苦しむのはおかしいということで、「値上げしましょう!」ということで値上げしたところ、何とお客さんは全く減りませんでした

お酒が売れなくなっている時期に値上げするというのは、大変勇気がいることですよね。

ただ、寺田本家のお酒を買うお客さんは「安い」から買っている人達ではないということ。そして、ガソリン価格が高騰している今、このタイミングに値上げするしかない!という判断だったようです。

こうしたひとりさんと寺田さんとの思い出話を聞いていると、やはり商売でも縁でも、「義理人情」というのはすごく大切なものだと感じます。それに何より「人の喜ぶ顔」を見るためなら頑張れるものなのなんだと私自身もとても勉強になりました。




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