悩みの9割は過去または未来への執着心にある【斎藤一人】

みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんから学んだ『悩みの9割は「過去」か「未来」への執着心である』というお話をしたいと思います。

最近、私は自分自身が幸せかどうかを左右する、とても大事なポイントに気付きました。

それは、『今の自分は悩んでいない』ということ

つまり、悩みの9割は、過去と未来に対することだったんです。

苦しい、辛い、悔しい、焦り、憤り、何とかしたい、怖い、不安、心配、悲しい、情けない、プレッシャーなど、こういった、ふと心に入り込んでくるネガティブな感情は、全て「過去」「未来」に対する概念。

一方で、「今の自分」だけを客観視すると、実は、悩んでいない。

何も悩んでいなくて、毎日幸せで豊かで、愛と感謝の気持ちで満ち溢れているわけです。
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これって、不思議だと思いませんか?

でも、実際、このことに気付いてから、私は、日々の人生感覚がガラッと変わり、どんな状態でも無駄に落ち込むことがなくなりました。

また、それでも悩みが出てきた時は、より「今に近い未来」、そして、より「今に近い過去」に焦点を当てるようにすると、それだけで気持ちが楽になるんですね

この現象は、おそらく神様が、『過去や未来に執着しすぎている。もっと、「今」を大切に生きれば、幸せに生きられるんだよ!』と、教えてくれたのだと思います。

だから、世の中には、自信が持てない、生活費が心配、健康に不安がある、人間関係でのトラウマなど、ありとあらゆる悩みを抱えている人がいますが、もしかしたら、それは『答えは、今、目の前にしかないよ!!』というメッセージなのかもしれません。

例えば、芸能人やスポーツ選手の「全盛期」「後退期」のコメントを比較した時に、ある一つのポイントに気付くことがあります。

それは、全盛期では、「今日の出来事や感覚」に目を輝かせながら生き生きと語り、後退期では、「過去の後悔や未来への理想」を渋い表情で語る姿。
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もちろん、誰だって人間ですから、年齢を重ねると共に、物事の見方や考え方が変化していくのは、当然のことでしょう。

しかし、人生は、過去や未来を生きているわけではないので、結局は「今」しかありません

過去の挫折を挽回するための「今」でも、いつか幸せになる未来のための「今」でもなく、『今を幸せに生きるための「今」』なんですね。

つまり、私が今回、一番お伝えしたいことは、過去と未来に焦点を当てることで、「現在(今)」のパフォーマンスが大きく低下してしまうのは、非常にもったいないということです。

例えば、受験でも甲子園でもトップアスリートでも、「敵なし」と言われながら、実力通りの力を出せない、結果が出ない、番狂わせが起きて負けてしまうなど、そういったケースがあります。

でも、おそらく努力の仕方や、努力の方法などに、大きな間違いはなく、むしろ、10回中9回は勝てるくらいの「力」を持っていたのでしょう。

そうなると、『目には見えないプレッシャー』という表現が使われるように、「こんなにがんばってきたのに、周囲の期待に応えられなかったらどうしよう」という、「過去」と「未来」に焦点があたっていたことが、一つの要因!と考えられるわけです。

もしかしたら、誰かが一言、「今の自分にできることをやろう」と、そういった声をかけてくれる人がいたら、そのちょっとした『意識の変化』で、違う結果が出ていたかもしれない。

このように、あなたも何か「悩み」が出てきた時は、それが本当に「今現在の悩み」なのか、また、「過去と未来への執着心」に支配されていないか、その辺りに目を向け、状態を改善させるヒントにしてみてください。




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