「お金は天下の回りもの」って正しい教えなの?【斎藤一人】

みなさん、こんばんは!ツイてる坊主です^^

本日は、お金の循環に関するお話をしたいと思います。あなたは、「お金は天下の回りもの」という教えを信じていますか?

よく、お金は使えば使った分だけ入ってくるものだから、お金持ちになるには先行投資が必要だといわれますよね。

実は、この話を鵜呑みにしてしまうと、ずーっと貧乏な生活が続いてしまう可能性が高くなってしまうので注意が必要です。

実際のところ、現実的な側面でいうと、お金は貯金をした分だけが貯まるようになっています。

これは、斎藤一人さんの教えにもあるように、この世の中お金に限らず、人でも物でも大切にしたものだけが残るんですね

つまり、お金というものは大切に貯金をすることで、お金からも好かれるわけですから、毎月、給与の1割でも貯めることによって、お金と相思相愛になり、お金が集まりやすくなってくるわけです。
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そうなると、お金を使うことでお金の流れが良くなる!という話は、ウソなのかそれともホントなのか。

結論としては、経済という大きな視点で見ると、社会全体において、たくさんお金を使った方が経済は回る!!という事実は否定できません。

しかし、個人の側面で考えると、お金を使ったからといって、その分が必ずしも収入として入ってくるとは限らないんですね。

例えば、よく言われる成功者の話の中には、教材を購入したり、セミナーに参加をしたり、そういった自己投資をしなければ、成功することはできないよ!と言う教えがあります。

確かに、成功者に言われた通り、ノウハウを手にして、その通りに行動すれば結果が出るような気がするものです。

ところが、その時点でほとんどの人は、思考が停止してしまい、人間本来の素材である「知恵」「改良」を駆使しなくなってしまうんですね。

その結果、今あるものを生かそうとしない人を神様は応援しようとは思わないので、お金を儲けるために投資をしたお金は失うだけで、ただただ貯金残高が目減りしてしまうことになってしまうのです。

納税日本一になった一流の成功者である斎藤一人さんは、成功するためにはなるべく初期投資をかけずに、今の自分にできることからやるんだよ♪とおっしゃっていました。

というのも、自分自身の頭で知恵を使い、一つ一つ改良を積み重ねていく作業は、裏技のようなノウハウやテクニックなどの「知識」とは、比べ物にならないくらいの大きな価値があるんですね。
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なので、0から1を作る上で大切なことは、世間で最も重視されている「自己投資」という発想の前に、まずは1円もかけずに、今の自分にできることは何だろう・・というところから、スタートしなければなりません。

なぜなら、どれだけ知識にお金をかけたところで、継続的に成功を収めるためには、『微差の追求』といって、一つ一つの小さな改良を続けていく地道な行動力と、そのために必要なアイディアを出し続けることが重要だからです。

もちろん、本を読んだり、人の話を聞いたりすることも大切なことではありますが、それは1~2割程度で、本当に結果を出すための肝となる重要ポイントは、何もない「無の状態から有を生み出すこと」です

例えば、一切知恵を使えない人に、100万円をポンと預けたところで、その人はその100万円を生かすことはできないでしょう。

もしかしたら、その人はずっと、軍資金さえあればあの成功者と同じやり方でうまくいくはずだ!と、信じて疑わなかったのかもしれない。

しかし、何十年も継続的に仕事で成功を収め、豊かな暮らしをしている人というのは、お金の価値を知っていると同時に、小さな改良を積み重ねることの価値も痛いほど知っているのです。

なので、このくらいのお金があればうまくいく!とか、この塾に入ってこのツールを入手すればうまくいく!とか、そんな甘い話はありません。

手元に100万円のお金があっても、その価値を知らなければ、間違いなくあっという間になくなってしまうでしょう。
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世の中には、本や講演会をきっかけに成功する人もいますが、その人は、ノウハウや知識に頼らず、自分で一つ一つの「小さな改良」を楽しく実践できる人なのだと思います。

おそらく、そういう人はビジネスに限らず、何をやっても成功する人の典型例といえるのではないでしょうか。

斎藤一人さんは、よく「幸せに条件をつけてはいけないよ」「今のあなたで幸せになることはできるんだよ」とおっしゃっていましたが、お金に関しても、あれもこれもと条件をつけてはいけないんですね

例えば、明るい笑顔で、元気な挨拶をし、親切な接客をする。この行動に1円もお金はかかっていません。

また、人材不足で人が集まらないのであれば、お水をセルフサービスにするなど、張り紙1枚でそういった効率化を図ることもできます。

さらに、コロナの影響で店舗にお客さんが来てくれないのであれば、即座にデリバリーに切り替えるなどの工夫を施すのも一つの知恵。

このように、長期継続的に成功している人や会社の共通点は、常に柔軟性がかね備わっているというところが大きいと感じます。
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斎藤一人さんの成功法則に、「仕事はスピードと勢いが大事だよ♪」という教えがあるように、いかに早く行動し、いかに早く失敗し、いかに早く改良できるか

シンプルではありますが、これこそがお金儲けの秘訣となります。

そして、意外にも、『せっかち・臆病・向上心』の3つの特徴を持った人が、成功者には多いんだとか。

というのも、せっかちで臆病でなければ、まともな準備や事業計画を立てることができませんし、向上心がなければコツコツと微差の追求をすることができません。

なので、あなたもこれから0を1にしたいのであれば、もっと自分がこんな人間だったら・・とか、もっとお金があって環境が整っていれば・・などの「条件」をつけることなく、今の自分にできることから、一つ一つ知恵を使いながら行動していくようにしましょう。

時に、自分は仕事が嫌いで苦手だけど、楽をしてお金を手に入れたい!という人もいますが、そういう人は、仕事を好きになるための工夫・改良を考えてみてください

仕事が好きになってしまえば、商売でもサラリーマンでも、プロとしての覚悟が出てきます。そして、自分の意思で、覚悟を決めて取り組んだことであれば、ちゃんと結果が伴ってくるはずです。

この令和時代では、仕事を好きになるといっても、例えば、AIを使った不労所得やベーシックインカムが、いずれ誕生するかもしれませんし、SNSやYouTubeなどを活用し、自分が得意とすることを突き詰める中で、『好きなことがお金に変わる』ということもあるでしょう。

もちろん、ベーシックインカムに関しては賛否両論あるわけですが、私は斎藤一人さんが予言しているように、後々、昔の貴族のように、遊んで暮らせるような時代になる可能性は十分にあると思っています。
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また、一人さんが尊敬している小林正観さんの本には、「人のためにお金を使うと回り回って自分自身の元へ返ってくる」といった内容が書かれていて、実際にそれで収入UPした事例も多くあるんだとか。

ちなみに私自身は、仕事と貯金の考え方をベースにしつつ、定期的に募金をしたり、応援したいと思う人に無理のない範囲内で出資をするといったことを実践しています。

その時に意識していることは、お金が入ってくる時と同じように、出ていくお金に対しても「ありがとう」という感謝の言葉をかけること。

そして、お金の減りを極端に気にすることなく、いい気分で迷いなく出す時は出す。

あとは、神様はきれい好きと言われているので、トイレ掃除はもちろんのこと、玄関でも台所でも気になるところがあれば、放置せずすぐに掃除するように心がけています。

このように、お金の流れをよくする方法は様々ではありますが、もし、お金の使い道が分からないという人やどうしても引き寄せの法則でお金を得たいと思う人は、なるべく「人が喜ぶこと」や「人の役に立つこと」にお金を使ってみてはいかがでしょうか。

この星は行動の星なので、あなたがどの方法で幸せになり成功をつかめるのかは、実際にやってみないと分からないことがほとんどです。

だから、この世の中には、人生の土台となる教えは存在するものの、一人一人の人間に共通した「固定の成功法則」があるわけではなく、あなたの素材を生かし切った先での、あなたにしか感じることのできない幸せや成功が必ずあるはず!
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もしあなたが、仕事が大好きで、楽しくお金を稼ぎたいと思うのであれば、その道が幸せの道。

また、スポーツや趣味、職人でもなんでも、好きで楽しいと感じるものであれば、その道すがらに幸せの種があるのです。

仮に、第一の夢が果たせなかった場合でも、心がワクワクする道を歩いていると、例え進路変更することがあっても、その都度、ワクワクの道が用意されていて、なぜかうまくいくようになっています。

逆に、我慢を乗り越えたり、苦しい気持ちを抑えたり、自分の素直な心を押し殺したりしていると、その道の先で、さらなる苦労や我慢を強いられることになるんですね。

要は、苦しみの種をまいて、それがいくら正しい努力だとしても、その先の人生で、幸せの花を実らせることは難しいということ。

例えば、日本人の二人に一人はガンになるということが言われていますが、ガンになる原因の一つとして、斎藤一人さんいわく、「頑固」か「頑張りすぎ」といった日頃の考え方が影響しているんだそうです。

もちろん、人間の視点だけで考えると、食生活のバランスや食べ過ぎに目がいくわけですが、それだけでは解明できない「目には見えない因果関係」もしっかりと学んでおかなければなりません。

特に日本では、苦しみをグッとこらえて努力を続けることが「美徳」とされる特徴がありますよね。ただ、神様の観点では、苦しみを感じる時点で間違いのサイン!ということになります。

なので、世の中には、苦労を乗り越えて幸せを掴んだ!と語る人もいますが、そういう人の人生感覚というのは、子どもがゲームやおもちゃにハマる感覚と似ていて、実は苦労をしているようで、夢中になっているだけなんですね。

例えば、高校野球の甲子園を目指す球児達を見ていると、大変な思いをしているように見えて、その根本には野球が大好き!という前提があるわけです。
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では、大好きなことを一生懸命やって、毎日ワクワクしているのに、全くお金を引き寄せることができない人がいるのはなぜなのでしょうか。

これに関しては、斎藤一人さんの『結果は神が出す』という言葉に尽きるので、このことを頭に入れておくだけで気持ちが楽になります。

というのも、人間の感覚では「人類こそが宇宙の中心である」と、人間をメインにこの星が存在しているように感じていますが、本来の軸としては、万物を創造した「神様」という存在が、この宇宙の中心となっているわけです。

だから、結果というのは、自分にとって絶妙なタイミングで、必然的に出るものなんですね。

中には、あの性格の悪い人が「巨万の富」を手にできたのはなぜ?と、疑問を持つ人もいますが、もしかしたら、その人は、前世でたくさん徳を積んできた人なのかもしれないし、これから苦労する代わりに、前倒しで早めにいい結果を与えられているのかもしれない。

このように、人間一人一人の細かい因果関係は『神のみぞ知る』ことなので、なかなか人間の思い通りにはなりません。

ただ、このような宇宙の仕組みを理解した時、他人と比較することや他人に嫉妬することが、いかに無駄であるか、そこに気づくことができるはずです。

今回のお話のまとめとしては、「お金は天下の回りもの」とは、世の中の経済的な観点で使われる言葉であり、基本的に、個人は貯金をしただけお金は貯まるようになっている。

もし、もっとお金持ちになりたいと思うのであれば、日々、仕事を好きになる工夫をしながら、微差の追求(改良)のために知恵を使い、行動と失敗を繰り返しながら成功に向かうこと。

また、今あるお金を使って、新たな収入を生み出す魅力的な波動を作るためには、なるべく「人が喜ぶことや人の役に立つこと」にお金を使うようにすることが、お金を好循環させるポイントとなります。

今の段階で、あなたにできることから焦らず、気軽に実践してみてください。




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