家族・恋愛

離婚を回避し続けた両親のことを憎んでいました【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。いつもありがとうございます^^

今日は、斎藤一人さんの「離婚は困ったことではなく新しい旅立ちなんだよ」という教えをもとに、僕自身が離婚しなかった両親を良く思っていなかった件についてお話したいと思います。

以前、ひとりさんの書籍に記されていたのは、「人生は一度切りだから、一緒にいるのが辛くなったら我慢なんかしちゃいけないよ!」といった内容でした。正直、僕はこの考え方に大賛成です。

一昔前であれば、一度結婚したら何があっても子どものために我慢しましょう!という考え方が根強い時代もありましたよね。

夫が酒を飲んで暴力を振るっても、ギャンブルで借金を抱えてしまっても、それでも我慢するしかないよねと、泣きながら夫婦生活を持続していた方も多かったようです。

しかし、今の時代は、あまり無理や我慢をせずに、お互いが自立をするという意味でも「離婚を選択する自由」があるのではと感じます。

というのも個人的な話にはなりますが、私の場合は、両親が離婚しなかったことを憎んでいた時期がありました。

普通だったら、両親が離婚をするから子どもは寂しい思いをするんじゃないの?と思われるかもしれません。

もちろん、家族関係が良好であれば、お父さんと離れたくないとか、お母さんと一緒にいたいとか、そういう感情になるものですよね。

ただ、私は毎日のように、「父親が母親の顔を平気で殴っている姿」を見続けていたので、1ミリたりとも離婚に反対する気持ちを持ったことはありませんでした。

むしろ、何でいまだに母は離婚の道を選択しなかったのかと、離婚しなかった両親を憎んでいたのです。

後から聞いた話によると、母は僕に「寂しい思いをさせたくない」という理由で、どれだけひどい暴言や暴力を受けても我慢をし続けていたんだそうです。

おそらく、昭和の時代であれば、涙を流しながら苦労話をする母親の姿を見る度に、多くの人が悲劇のヒロインとして感動し、美徳として熱く語り合うのかもしれません。

正直なところ、個人的には「母が涙を流すのは自由だけど、一番泣きたかったのは子供の頃の僕だよ・・・」と言いたいです(笑)

ほとんどの人は、過去のことなんて忘れるしかない!と言いますが、何度も何度も記憶の中に刷り込まれてしまうと、フラッシュバックとして当時の光景を鮮明かつリアルに思い出してしまうものなんですね。

ケンカをしている場所、ケンカの内容、父が左手で母の髪をつかみ、右手で何度も顔を殴っている姿。そこで、小さな自分が必死に止めに入ると、2人が笑顔で「お父さんとお母さんは仲良しだよ~」と、作り笑いをしてごまかす。

こういった経験を何十回、何百回としてしまうと、脳の潜在意識は「怖い」「不安」「心配」といったキーワードで埋め尽くされてしまうので、そう簡単には消すことができないのです。

でも、だからといって幸せな人生をあきらめるわけにもいかないので、今でも毎日、斎藤一人さんの天国言葉を毎日唱え、ちょっとでも心の幸せを感じられるように、潜在意識の書き換えを行っています。

今回のブログで、私が一番言いたかったことは、令和の時代に入ってまで「片親だから子供がかわいそう」とか「離婚したら子どもが寂しがる」といった、昔ながらの固定概念を持ち込むべきではないということです。

もっと柔軟性を持って気軽に、お互いの価値観や方向性に合った道を選ぶことがあってもいいよね♪と、そういった軽やかな考え方をしてもいい時代なのではと感じています。

また、もしあなたが家族から暴言や暴力を受けているとしたら、自分の中で複数の引き出しを用意しておくことがおススメです。

引き出しというのは「思考の引き出し」のことで、現実的な視点だけでなく『魂的な視点』を持つことで、大きく視野を広げることが可能になってきます。

斎藤一人さんの教えの中に出てくる魂の視点としては、まず「生まれ変わり(輪廻転生)」のお話があり、これは前世での自分の行いが現世で返ってくるというものです。

例えば、自分が前世で父親だった時、子どものことを怒鳴りつけたり、夫婦喧嘩をして子どもに不安や恐怖を与えていたりすると、来世以降で生まれ変わった時に、今度は自分が子どもの立場でその体験をすることになるんですね。

これは学校や職場での上下関係でも同じことがいえます。人の足を踏んでいる時は、人から足を踏まれている時の気持ちはわかりません。

なので、人から足を踏まれるとこんなに痛いのか、怖いのか、嫌なのか、実際の体験を通じて学ぶ必要があるんです。

ただ、この話は少し誤解されやすい内容なので補足しておきますが、前世で自分がやったことだからといって自分を責めたり、泣き寝入りをすればいいということではありませんよ。

大事なことは、嫌な出来事が起きた時点で「因果は解消」されるので、なるべくその体験を「愚痴・不平不満・泣き言・文句・悪口」につなげないように気をつけることです。

なぜなら、地獄言葉を吐いてしまったら、また未来の自分は、その言葉を口にしなければならないような体験をすることになるからです。

もし今、「現実を受け入れる」という引き出しだけで息詰まっているのであれば、「逃げる・相談する・進路を変える・環境を変える・考え方を変える」など、今の自分にできることを無理のない範囲内で行うようにしましょう。

その上で、ゆっくり時間をかけながら自分を許し、相手を許すこと。そのためには、毎日、8つの天国言葉(愛してます、ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、ゆるします)を口癖にして唱えてみてください。

もしかしたら、あなたは「宇宙のルールには納得できない!誰がこの世界を創ったの?」と怒りのような疑問を持つかもしれませんが、人間が人工物でない以上、神様と呼ばれる『宇宙の創造主』がこういった仕組みを創ったことになります。

あなたがこの宇宙の法則を「どうせ宗教だろ?スピリチュアルでしょ?」そんなのは怪しい!嘘だ!詐欺だ!と主張するのは自由です。

斎藤一人さんも私自身も、あなたに対して「信じてください」とは言うことはありません。

人間一人一人の中には『内神様(分け御霊)』が入っているので、「神様を信じる=自分を信じる」ことで幸せに生きていくことができます。

なので、外に意識を向けて現実的な情報収集をしつつも、大事なポイントは、自分自身と向き合った時の「内の意識」であることを忘れてはならないんですね。

いい気分でいる時、ふとした瞬間に出てくる「直観」「何となく」「本当はこうしたい」という素直な気持ちを決して軽視してはいけません。

逆に、眉間にシワを寄せながら悩んで悩んで悩み抜いて、苦労に苦労を重ねて出した答えの先にあるのは、さらなる苦労です。

こういった現象が起きる理由は簡単で、自分の魂が望んでいる体験であれば、その方向を向いただけで心がワクワクするようになっているからです。

ぜひ、普段から自分との対話を通じて、「本当はどうしたいの?本当は?本当は?」と、自分自身に問いかけてみてください。

たった一つでもいいので、その本音に応えてあげることで次々と「幸せの道」が見えてくるはずです。

それで、どうしても先が見えなくなってしまった時は、最近、自分は完璧主義になっていないか、真面目になりすぎていないか、その辺りの考え方を修正していくことで、必ず道は開けてくるでしょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。感謝してます^^

参考:【斎藤一人】離婚を回避することで子どもが苦しむこともある。

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