みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんの学びを参考に、「感情をコントロールして自分の機嫌をとるんだよ」というお話をしたいと思います。
よく、ひとりさんは「他人ではなく、自分の機嫌をとるんだよ」とか、「周りの人が地獄言葉を言う環境でも、あなたは天国言葉を言い続けるんだよ」とおっしゃっていますよね。
ただ、一日の中で、何か一つ嫌なことがあると、その気持ちを引きずってしまい、元の元気な状態に戻るまで時間がかかることもあります。
そんな時に、私が心がけているのは、「感情」と「行動」を全く別のカテゴリとして、切り離すイメージを持つことです。
要は、自分の真上に神様がいる姿を想像し、自分と他人だけでなく、神的な第3の目を持つということ。
これは、少しわかりづらいかもしれませんが、物事を客観視するためには必要なことだと感じています。
例えば、人に冷たくされたり、バカにされたりしたら、怒りの感情が出てきますよね。
すると、人間って不思議なもので、それまで全く気にしていなかった新たな「怒りの対象物」を、次から次へと探し始めてしまうんです。
「そういえば、あの人も同じようなひどい性格だ」、「学生時代にもこういう人がいて嫌な思いをした」、そうやって、一時のネガティブな感情が持続し、拡大し、地獄言葉を吐くようになってしまう。
.
.
一方で、こういった負の連鎖を防ぐコツを知っている人は、今日一日の中で、嫌な感情になる時間帯はあったけど、仕事は仕事できっちりこなし、ちゃんと幸せな時間帯を確保すれば大丈夫!と考えることができます。
ここで重要なポイントとなるのが、一つ一つの対象物を「線」ではなく「点」で見るということ。
例えば、「気分の良し悪し」「仕事の良し悪し」「結果の良し悪し」の3つを線でつなぐと、今日は気分が悪いから、仕事がはかどらないし、結果も散々だ・・と、全部をリンクさせてダメにしてしまいがち。
なので、今日は嫌な気分になったけど、ちゃんと結果は残せた。今日は、結果が出なかったけど、仕事内容が充実していて満足できた。このように、別々のものとして切り離すことが大事なんですね。
もしかしたら、「そんな簡単にはいかないよ・・」と思う方もいるかもしれませんが、意外と、一つ一つを切り離す思考癖を持つことは難しくありませんよ。
部屋の掃除をやる時も、最初は全く気力が湧かなかったのに、一つ二つと片付けているうちに、気付いたら何時間も夢中になって掃除をしていた!という経験はあると思います。
このように、感情、思考、行動、結果など、毎日全てが万全な状態ではないとしても、せめて、マイナスを他のものに連鎖させないように、それぞれを独立した存在としてとらえるようにしてみてください。