幸せ

『エネルギー泥棒』優しい人が気をつけること【斎藤一人】

優しい人、親切な人、明るい人、こういった人達がたくさんいれば世の中も変わるのになぁと思ったことはありますか?

確かに割合として悪人より善人の数が多ければ、理論的には全体が良くなるはずです。

しかし、不思議なことに人ってネガティブなことに強い意識を持ってしまう傾向があるんですね。

例えば、100人中99人が優しい人だとして、たった一人だけ不機嫌でいじわるをする人がいるとします。

そういった人が組織のトップに立ったらあっという間に、オセロの白が黒になってしまう。

つまり、善人同士と仲良くするよりも、悪人に嫌われたくないといいう意識の方が強くなってしまうんです。

その結果、前向きな天国言葉(ありがとう・感謝・愛・幸せ・嬉しい・楽しい・許す・ついてる)ではなく、地獄言葉(不平不満・泣き言・愚痴・悪口)を先行する人が多くなってしまいます。

正直、これはちょっと納得がいきませんよね。悪人が善人に勝ってどうする?って話です。

「不機嫌な人がいたら、不機嫌な人が上機嫌な人に合わせる」という、この考え方が幸せの道ですからね?

それに、人の機嫌をとっていると、自分自身も気分が悪くなってきて不機嫌になってしまうので、まさに負の連鎖です。

劣等感の強い人、イライラしてる人、相談ばかりして聞く耳を持たない人、こういった人とは距離を置かなければなりません。

あなたが幸せになりたいのであれば、必須の課題として日々心掛ける必要があります。

なぜなら、そういう人は「エネルギー泥棒」といって、人に怒りをぶつけたり愚痴を漏らすことで、相手からエネルギーを奪っているからです。

もし、あなたが人と会話をした後に、「なんだかどっと疲れたな。。」と感じたら、もしかしたらあの人からエネルギーを奪われたかも?ととらえるようにしてください。

また、「この人にも良いところがある」と考える優しさが、本当に幸せの道に進む優しさなのか、よくよく考えなくてはなりません。

相手があなたに優しくされたことで「今のままでいいや」と思ってしまったら、その人にとっての成長を止めてしまうことにもなります。

自身の心の変化は気付きにくいものですが、最近ちょっと調子が悪いな~と思ったら、栄養だけでなく「考え方」や「今つながりを持ってる人」のことをちょっとだけ振り返ってみるようにしましょう。

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