『命』という漢字は、人は一度は叩かれると書きます。
人間って生まれてきた以上は、仕事で挫折をしたり大きな病気になったり、苦しい試練を経験するもあります。
でも、その時によく「神も仏もいない」とか言う人もいますが、決してそんなことはありません。
なぜかというと、そもそも生まれる前に自分でどんな人生にしようか決めてきてるからです。別に信じなくても大丈夫ですよ。信じられない方が普通ですからね(笑)
おそらくあなたは、今世の中で起きてることは全部偶然で、この地球が出来たのも、地球上の自然も、人間の存在も、宇宙の原理も、全てが「偶発的なものだろう」と考えていると思います。
もちろん私だって、前世の自分を見たことがありませんし、神様も見たことがありません。
ただ、斎藤一人さんがおっしゃるには、例えば、「親が自分を勝手に産んだ」と思っている人もいますが、実際は自分の魂が最も成長できる親を自分で選んで生まれてきたとのこと。
また、職場も自分で仕事を選んでいるようで、実は仕事から呼ばれる、つまり、これも自分の魂が成長しやすいとこで働くようになっているんですね。
じゃあそれは一体何のため?信じられないけど、それが本当の話だったら何のためなの?って思いますよね。
その理由は、簡単にいうと、例えば前世で人を怒鳴りつけたりあざ笑ったりしていた場合、今度は自分がしたことを受ける人生を送らないと、その因果が解消されません。
わかりにくいかもしれませんが、輪廻転生といって、人は何度も生まれ変わるので、前世を何度も何度も経験してきています。
本当に未熟な魂だった頃は、弱肉強食の世界で簡単に人を攻撃する動物のような状態ですから、人をいじめたり世の中で事件を起こすような人は、まだ初期の段階の未熟な魂ということになります。
だから一人さんはよく、ノイローゼの人や劣等感が強い人、気の合わない人からは離れなさいとおっしゃっていて、これは人によって成長の段階が違うからです。なので、周りに困っているように見える人がいても、その人なりに順調に成長しているという目で見るようにしましょう。