小林正観

人間の未来は魂が決めたシナリオ通りに展開する【小林正観】

みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんが尊敬する、小林正観さんの『「シナリオ通りの人生」あなたは未来を選択できない』というお話をしたいと思います。

参考著書:淡々と生きる: ―人生のシナリオは決まっているから/小林正観

未来の全ての出来事は、最初から決まっている。それは、自分がどのように死ぬのかも含めて。

小林正観さんの本を購入し、こうした内容の文面を目にした時、正直、私は複雑な気持ちになりました。

というのも、「だったら、今日一日をがんばって過ごそうが、怠けて過ごそうが、どうでもいいんじゃないか。。」と、そんな考えが頭をよぎってしまったわけです。

ただ、冷静に人生を考察してみると、本当にシナリオ通りなら、何があっても、ジタバタする必要はないし、もしかしたら、マイナスよりもプラスに解釈できることの方が多いのかもしれない。

確かに、私のこれまでの過去を振り返ると、一言で言えば「こういう生き方しかできなかった」と感じますし、過去の自分には、他に選択の余地はなかったと感じる人生でした

また、家族との関係も、学校生活も、社会生活も、たくさんの理想を描いていましたが、現実的に思い通りにならないことや、避けることが難しかった出来事もいっぱいあったんですね。
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これはもちろん、私だけでなく、誰だってそうだと思います。

とはいえ、「じゃあ、自分はずーっと不幸な人生を与えられていたのか?」と自問自答すると、「そんなことはない、幸せを感じながら過ごす時間もあった」と答えることができます。

ということは、実は、「身の回りの環境」や「身に起きた出来事」によって、不幸を感じていたわけではなく、「人生のシナリオ」に対して、強い自我で対抗してしまったことで、不幸を感じていたことになりますよね

要は、最初から人生には「流れ」があって、その流れに沿って「道」が作られていたけど、『絶対に人生は1から自分で作っていけるはずだ!』と、そういう間違った固定概念を持っていたということです。

そういえば、斎藤一人さんも「人生は生まれる前に自分で決めてから出てくる」と、おっしゃっていましたね。

例えば、名前や性別、性格、生まれる親、生まれる場所、出会う人、就く職場、起きる出来事、転換期、気付くタイミングなど

しかも、人生のあらゆる場面で、どれだけ慎重に考えて選んだとしても、その選択の結果は「全てシナリオ通り」とのこと!

正直、最初にこの話を知った時は、「ん~、自分の努力次第で、未来の結果が変わらないのは悔しいな。。」と感じました。

だって、そうですよね。人間の感覚では、「もっとこうなったら幸せになれるのに」「魅力的な人に出会って自分を変えたい」「現状を一日でも早く何とか改善したい」と、そう思ってしまうわけですから。
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でも、最近ではようやく、「全ては必然なのだから仕方ない」、「生前に書いたシナリオ通りの展開」、「流れに逆らって我の強さを出すのはやめよう」、「結果が出ても出なくても幸せに生きるしかない」と、そう思えるようになりました。

結局のところ、過去を後悔しても避けられなかったわけですし、未来に不安を抱えても避けることはできない。

そう考えると、収入面においても健康面においても、あらゆる人間関係においても、ジタバタせずに、「今」を大切に生きるしかありません。

例え、家族とケンカをして「今すぐ、この家から出ていけ!」と言われ、家出をすることになっても、それはどうしても避けることができなかったシナリオです。

また、そこで、「自分を変えたい!!」と強く思い、いろんな人に出会って、「あの人は変わった!」と言われるようになることも、全てはシナリオ通りの展開

でも、ある意味、「あなたの努力次第で人生は決まるよ」と言われるよりも、「生前に書いたシナリオ通り」と言われた方が、何だか気持ちが軽くなるような気もしますよね。

あなたは、未来のことを神様におまかせできていますか?

自我の努力で、物事がうまく進まない時も大丈夫!

今がどんな状態であれ、うまくいく時はうまくいくようになっています

幸も不幸も存在しない。そう思う心があるだけ。

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