神様・因果

神様は自己犠牲で人助けすることは望んでいない【斎藤一人】

みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんの学びを参考に、「神様は自分を犠牲にしてまで人助けすることを望まない」というお話をしたいと思います。

私は以前、自分が誰かの役に立てるのであれば、自己犠牲があってもいいのでは?という考え方で生きていました。

極端な話、命がけで人助けでもしたら、きっと自分の命が失われたとしても、生まれてきた甲斐があるだろうと・・。

きっとそれで、神様にも褒めてもらえて、人にも喜んでもらえて、自分も報われるのかなって考えていたんですね。

ところが、斎藤一人さんの教えでは、「神様は自己犠牲を望んではいない」とのことでした

人間一人一人の中には分け御霊といって内神様が入っています。だから、自分をないがしろにすることは、内神様を大切にしていないのと同じ。

それから、「自分には価値がある」「自分はすごいんだ」といった言霊を毎日唱える中で、少しずつ、自分を愛すること、ゆるすこと、褒めることができるようになってきました。

現実的な観点で考えても、まずは自分自身が幸せで豊かでなければ、人助けをする余力も生まれませんからね

例えば、イライラしていたり、不機嫌だったり、地獄言葉を吐いていたりしながら、「おまえのためを思って頑張ってるんだ!」と言う人は、周りの人を幸せにするどころか、不幸にしてしまいます

おそらく、世の中には、自己犠牲の考え方が間違っていることに気付かないまま、会社のため、家族のため、子どものためにと、身を削っている人がたくさんいるでしょう。
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もし、自己犠牲を自ら好んで、行っているわけではないにしても、苦しみから生み出された因果は、どこかのタイミングで、自分自身に返ってきてしまいます。

というのも、因果の法則では、『今、この瞬間をどんな心で過ごすか』で、未来の状態が創られるといわれているんですね。

だから、今イライラして怒っている人は、なぜか再び、イライラするような出来事に遭遇してしまうわけです

同じ環境で、同じ行動をしていても、そういった目には見えない因果関係によって、「起きる現象」や「感じ方」が大きく異なるということ。

あと、もう一点、注意しなければならないことは、逆に、「いい人を演じすぎてしまう」ケース

目には見えない真理を学んでいる人ほど、勉強熱心で真面目に実践するのですが、心の内面を重視しすぎるが故に、自分の気持ちを押し殺してまで、いい人になりきってしまうことがあります。

実は、「自分を押し殺す=自殺」につながってしまうくらい、この考え方はよくないんです。

自分の気持ちを押し殺すくらいなら、『ネガティブな感情』を全て紙に書き出すことをおススメします

紙に書く内容は、「ネガティブな感情一覧+ポジティブな感情一覧」です。

例えば、「私は、今、このことを不安に感じながら生活しています」「でも、この時間帯はとても安心感があります」といった形で、両面の視点で書き出してみましょう。
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そうやって自分の本心・本音と向き合うと、思考の偏りはもちろんのこと、いかに、自分自身を粗末に扱っていたかに気付くことができます

ネガティブな感情に偏ると、自分の意見を言わずにいつも我慢したり、体調不良を隠してしまい不機嫌な態度を誤解されるなど、そういった形の「自己犠牲」を生み出してしまうので、十分注意しましょう。

元をたどると、自分を犠牲にしてしまう人って、『劣等感』が強いんですね。

劣等感には、「攻撃型」と「内向型」の2パターンがあります。イライラなどを人にぶつけるタイプと、自分を押し殺してクヨクヨ悩んでしまうタイプです。

どちらも共通して、頭の中に、自分に対する「ダメ!!」の否定語がたくさんつまっています

これは、子どもの頃から、親や先生に言われたことだけでなく、前世の潜在意識も影響しているようです。

基本的な性格は変わらないにしても、この劣等感を何とかしなければ、なかなか幸せな人生を送ることは難しい。

そこで、一つの対応策として、おススメの2つの言霊があります。

①『そうだよね、わかるよ♪その気持ちわかる!!』

②『もっと自分をゆるします。もっと自分を褒めます。もっと自分を愛します。』

個人的に、この2つの言霊が一番しっくりきましたし、実際に効果があったと感じています。

私は、自分の将来に不安・恐怖を感じた時や、ネガティブなニュースなどで心配事を抱えてしまった時などに、この言霊を何度も唱えるようにしています

ぜひ、あなたの心が少しでも軽くなるように、言霊の力を活用してみてください。

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